『ローズステークス(GⅡ)2020リアアメリア血統考察』YRA

 

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

今週は9月20日に開催された秋華賞の前哨戦ローズステークス(G2)を勝ったリアアメリアを取り上げます。

 


1枠1番リアアメリアは五分のスタートから、馬なりで2番手の位置を確保。

3コーナーから静かに前に並びかけていくと直線入り口では早くも先頭。

そのまま追い出しを開始すると、残り200mの地点で後続が追い込んでくるものの完全にセーフティリード。

完勝で秋緒戦を制した。

本馬はこれで3勝目。重賞は2歳時のアルテミスS(G3)以来2勝目。

 

 

リアアメリアの父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。

種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。

競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。

(2019年7月30日逝去)

 

母リアアントニアはアメリカ産馬。現役時14戦2勝。

主な勝鞍はBCジュベナイルフィリーズ(アメリカG1・ダート8.5F)

現役引退後、日本に輸入され繁殖となった。

繁殖としてデビュー済み産駒は全姉と本馬。

全姉が未勝利で本馬が重賞馬。繁殖力はまだわからないが、低くはなさそう。

血統背景は父Rockport Harbor(~Unbridled~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)×母父Mr. Greeley(Gone West~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)の組み合わせ。

 

父ディープインパクト×母父Unbridled系の組み合わせは、今年の無敗の2冠馬コントレイルやダノンプラチナ(朝日杯FS)を始め、活躍馬を多数送り出している好配合。

 

また、母系にあるGone Westはケイアイノーテック(NHKマイルカップ)やショウナンアデラ(阪神JF)がいる父との相性が良い血。

この配合からは今年の牝馬クラシックに、本馬の他にもミヤマザクラ(クイーンカップ(G3))とサンクテュエール(シンザン記念(G3))がオークスに出走しているので今のディープ配合のトレンドといえる。

 

 


もともと本馬はデビューから連勝で重賞を制してこの世代の牝馬の主役と騒がれた存在でしたが、2歳時~3歳春のG1戦線ではオークスの4着が最高着順で主役の座は完全にデアリングタクトに奪われる結果となってしまいました。

しかし今回の秋緒戦ではクラシックの激闘で減った体重も戻り、成長がうかがえる高いパフォーマンスを見せてくれました。

これでかつての世代の主役候補がひと夏越して復活し、再び本番の舞台に駒を進めることとなるので秋華賞はより盛り上がりそうですね。

女王に本番でどこまで食い下がることができるのか?!今から楽しみです!

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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