『神戸新聞杯(GⅡ)2020コントレイル血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

今週は9月27日に開催された牡馬クラシック最後の三冠目菊花賞のトライアル、神戸新聞杯(G2・中京芝2200m)を勝ったコントレイルを取り上げます。

 


1枠2番コントレイルは五分のスタートを切ると周りに前を行かせて、中団ど真ん中の位置を選択。

向正面~3コーナーで馬群が一団となっても動かず、ポジションはそのまま。

4コーナーから直線を迎えても依然として動かなかったが、前が開くとそのまま何もせずに抜け出した。

周りの馬と本当に同じ生き物なのかと錯覚するほど次元の違う走りで、いつの間にかゴール板を通過していた。

これでデビューから6連勝。無敗の三冠馬へ一点の曇りなく秋緒戦のスタートとなった。

 

 

コントレイルの父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。

種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。

競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。

(2019年7月30日逝去)

 

母ロードクロサイトは現役時、未勝利。

繁殖としてこれまで2頭がデビュー済み。

交配はゴールドアリュール→ダイワメジャーでいずれも勝ち上がっている。

本馬は3頭目で、初めてディープインパクトとの交配による産駒となる。

 

母父Uubridled’s Song は父Unbridled ~Mr.Prospectorのラインでネイティヴダンサー系。

ディープインパクトと母父Unbridled系との組み合わせはニックス。

ダノンバラード(AJCC(G2))、ダコール(新潟大賞典(G3))らがいる。

また、本馬と全く同じとなる父ディープインパクト×母父Uubridled’s Songの組み合わせは、朝日杯フューチャリティーステークス(G1)を制したダノンプラチナがいる。

 

先述したように母自身は競走馬として結果を残すことはできなかった。

しかし、その母Folkloreはアメリカでブライダーズカップジュベナイルフィリーズとメイトロンステークスという短距離ダートのG1を制している。

母系がマイラーorスプリンターであることはディープインパクト配合において早期始動するためのセオリー。

 

このように本馬はディープインパクト配合における早期始動条件+活躍条件を満たしており、クラシック戦線を歩む資格は十分に持っているといえる。(2019.9.14)

 

 


もう何回目になるかわかりませんが、本馬が活躍する度に上記のデビュー前考察が日の目を見ます。笑

他にもStorm Catとの血はキズナなどG1馬がズラリ並ぶ父のスーパーニックス。

先述したUnbridledと併せてディープ系(後継種牡馬含む)の黄金配合です。

これらを私は「アンディープキャット」と称していますが、ついにこの配合で無敗の三冠馬誕生にリーチがかかる形に!

このレースを見る限り、実現の可能性は限りなく100%に近いと言えるのではないでしょうか。

今コントレイルにかけられる言葉があるとすれば「怪我だけには気をつけてね」ということしかないですね。

来月、令和初「無敗の三冠馬」誕生をみんなで一緒に見届けましょう!

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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