『コンピ指数攻略でやってはいけないこと②』田中洋平

 

今回も間違ったコンピ指数攻略の代表例を紹介します。

コンピ初級者向けですが、改めてということでお付き合いください。

 

私が極ウマで連載しているコンピ攻略法のテクニカル6は、これはコンピ1~3位の指数値の和を求めて、レースの波乱度合いを測る手法です。

堅そうなレースなら本命サイドの馬券を狙い、荒れそうなレースなら穴馬券を狙うという考え方ですね。

詳しくはコチラをご覧ください → テクニカル6

 

このテクニカル6の中で、パターン1なら波乱が起きやすく、このパターンの場合、コンピ6~8位が狙い目になります。

このコンピ6~8位を狙うという理由ですが、パターン1の場合のイメージは、上位6頭くらいが、単勝10倍以下の混戦レースです。

上位拮抗のレースですね。

 

実力があまり変わらず横並びなら、オッズの甘い方が配当妙味があって良いわけです。

そのためコンピ6~8位くらいの馬が、狙い目になります。

これは長年見てきて、成績も回収率も安定するゾーンなので、私は6~8位を狙い目にしています。

 

そこで2015年のパターン1のコンピ順位別の成績をご覧ください↓

 

 

コンピ8位の単勝回収率が普通ですよね?

逆にコンピ9位や10位の回収率が90%を超えていて、こっちの方を狙った方が良くないか?

『よし!2016年はコンピ7位、9位、10位が狙い目だ!』とあなた独自で判断したとしましょう。

 

では次に2016年のパターン1のコンピ順位別の成績をご覧ください↓

 

 

いかがですか?

2016年はコンピ8位の回収率がバツグンに良くなりました。

2015年のデータを元に8位を外したあなたの判断は、最悪の結果を迎えるわけです。

 

ではここからが【重要】です。

コンピ8位を外すという判断をした材料は、回収率オンリーでしたよね。

これがコンピ指数を攻略する際によく犯す間違いです。

 

『この順位は回収率が悪いから、買い目から外そう!』

『うぉぉぉぉ!回収率120%超えだぁぁ!』

 

このようなヌカ喜びが、毎日どこかで起きていると思いますが、回収率の良い部分だけを抜き出したので、回収率が良くなって当たり前なのです。

とても大切なので、もう一度言いますね。

回収率の良い部分だけを抜き出したので、回収率が良くなって当たり前なのです。

 

なぜそのコンピ順位だけを狙うのか?

なぜそのコンピ順位は買い目から外すのか?

ということを説明できないと、再現性に乏しい理論になります。

 

繰り返しますが、『この順位は回収率が悪いから、買い目から外そう!』

これが一番最悪な判断なので、やらないようにしましょう。

コンピ指数は予測オッズなので、順位の一本釣りではなく、ゾーンで考えるのが正解です。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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