『着差0.2秒差以内から馬券術を展開する』田中洋平

 

今回は馬券術を展開する考え方を紹介したいと思います。

 

私のメルマガで

4~6着で着差が0.2秒差以内だった馬を、

毎週ピックアップして載せています。

 

ひと昔前は、この4~6着で0.2秒差以内の馬の次走を、

狙うだけでいい感じの回収率になったのですが、

今は前走着差というファクターが、

競馬ファンに浸透しているので、あまり儲かりません。

 

「儲からないなら、じゃあいいや!」

 

もしこう思ったなら、少し考える習慣を付けましょう。

 

この「4~6着で0.2秒差以内の馬」を

プラス回収になるように、思考展開していくのです。

 

まず前走4~6着で、0.2秒差以内という馬のポイントは、

「着順は地味な印象だけど、実は僅差の競馬で強い馬」だと思います。

 

それが人気の盲点になっていたので、

回収率が高かったのですが、今はバレてて妙味がない。

 

では着差って何かの要素によって価値が変わりませんかね?

 

例えば、レースの距離、芝&ダート、良や重などの馬場状態、

馬場が荒れる開催日程、競馬場などなど。

 

接戦の競馬になりやすい条件のレースもあれば、

着差が開きやすい条件のレースもあると思います。

 

この場合、着差が開きやすい条件のレースで、

0.2秒差以内だった馬は、能力が高いと判断できますよね?

 

ある程度、会社に貢献すればなれる主任より、

席に限りがある部長に抜擢された人間の方が、

能力が高いのではないか?という考え方です。

 

過去に前走のレース距離について書いたことがありますが、

 

今回は前走の芝&ダートに注目したいと思います。

 

芝とダート、どちらの方が着差が開きやすいでしょうか?

 

答えはダートです。

 

データ的に証明すると、

約4年分のデータを見ると、

芝、ダートともに該当数が9万ちょいあります。

 

その中で、前走の着差が0.2秒以内だった馬は、

 

芝 約10500頭

ダート 約7300頭

 

というように差があるのです。

 

つまりダートで着差0.2秒以内になった馬は、

芝のレースのそれよりも希少価値があると考えられます。

 

◆前走芝で4~6着0.2秒差以内

勝率11% 連対率21% 複勝率31%

単勝回収率74% 複勝回収率79%

 

◆前走ダートで4~6着0.2秒差以内

勝率13% 連対率25% 複勝率34%

単勝回収率88% 複勝回収率76%

 

いかがでしょう?

 

やはり前走ダートの方が、

今回の成績と回収率が高いですね。

 

このように「着差の価値」が違ってくる条件を考えれば、

馬券術をプラス回収の方向へ展開することができるのです。

 

でもまだ回収率が100%を超えていないので、

もっと考えてみましょう。

 

ここでプラス回収に持って行くコツを紹介すると、

ダートで有効なファクターだけど、

他の競馬ファンにバレていないファクターを探す。

 

ですね。

 

前走逃げていた馬が良いか?

それとも前走で速い上がりを使っていた馬が良いのか?

または騎手が乗り替わった馬が良いのか?

など、色々とTARGETで調べてみてください。

 

今回は、ダートに必要なパワーに着目したいと思います。

 

一般的に芝は瞬発力、ダートはパワーが必要と言われています。

 

ではパワーのあるタイプの馬って、どんなイメージでしょうか?

 

人間なら建築関係の仕事をしてる

筋肉モリモリの男性という感じでしょうかね。

 

そこで以下の条件を付け加えます。

 

牡馬、セン馬

馬体重480kg以上

 

すべての条件をまとめると、

 

1)前走ダートで4~6着0.2秒差以内

2)牡馬、セン馬

3)馬体重480kg以上

4)今回もダート

 

これで、

 

勝率15% 連対率28% 複勝率37%

単勝回収率103% 複勝回収率81%

 

という成績になります。

 

元ネタから正しく順番に推理していけば、

答えにたどり着きます。

 

これは競馬の知識と、

繰り返しの反復練習で身に付くスキルなので、

まずは手を動かして練習してみてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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