『リーディング上位の騎手で回収率が100%を超える考え方』田中洋平

 

今回は競馬のカタヨリを攻略して、

馬券術作りを考えていきます。

 

『人気があるものを買って成功はできない』でお話したように、

素人が参戦する重賞は稼ぎやすいと思います。

 

他にもハンデ戦のような特殊な条件や、

新馬戦のように極端に情報が少ない場合など、

通常でない状態だとカタヨリが発生しやすくなります。

 

このカタヨリを上手く利用すれば、

そこにお宝が眠っていると私は考えます。

 

では今回はハンデ戦に注目してみましょう。

 

説明するまでもないと思いますが、

ハンデ戦とは、JRAのハンデキャッパーが、

馬の過去成績を参考にして、負担重量を割り当てます。

 

過去の着順や着差をメインに見ているそうですが、

すべての馬がゴール前で横一線になること、

を理想にハンデをあれこれと考えているみたいです。

 

そうすることで、

出走馬の走行能力を均一に近づけて、

レースを面白くするという趣旨のもの。

 

それがハンデ戦ですよね。

 

さて、もうすでにハンデ戦攻略のキモを

私は書きましたが、

あなたは分かりましたか?

 

ズバリ!

「過去の着順や着差をメインに見ている」

これがハンデ戦攻略のキモです。

 

過去の着順と着差をメインに見ているということは、

その他の要素はあまり意識されていないとも考えられます。

 

例えば騎手の能力はどうでしょう?

 

2017年のリーディング上位の騎手を

通常とハンデ戦別に見てみましょう。

(※検証データ期間は2015~2017年)

 

1位 ルメール騎手

通常単勝回収率82%

ハンデ戦単勝回収率86%

 

2位 戸崎騎手

通常単勝回収率75%

ハンデ戦単勝回収率87%

 

3位 M・デムーロ騎手

通常単勝回収率90%

ハンデ戦単勝回収率97%

 

4位 福永騎手

通常単勝回収率95%

ハンデ戦単勝回収率122%

 

5位 和田騎手

通常単勝回収率72%

ハンデ戦単勝回収率120%

 

馬の成績をメインに考えられているので、

トップ騎手のハンデ戦回収率が高くなっていますよね。

 

過去の成績を比べて馬の能力を横並びにできても、

騎手の能力を数値化するのは難しいでしょう。

 

他にもコース実績や、

予想される展開に合う脚質、

コース形態による枠順の有利不利など、

負担重量に加味されているのか?という部分を探れば、

そこにカタヨリがあるはずです。

 

もちろんハンデキャッパーが何を基準に負担重量を決めているか?

は正確にはブラックボックスですが、

 

データを見ながら予測することは可能だと思います。

 

ハンデキャッパーが作ったカタヨリを利用して、

あなたもお宝を探してみてください。

 

未勝利戦には未勝利戦にしかない、

重賞には重賞にしかない、

ハンデ戦にはハンデ戦にしかない、

何か独特の事情やルールがあると思うので、

それを解読するように意識してみましょう。

 

そうすることで、

一歩先を行く素敵な大人になれると思います。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

ファイブスター

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