『ハンデ戦で回収率が100%を超える盲点とは?』田中洋平

 

今回は久々にハンデ戦について書こうと思います。

 

まず一般的に、

ハンデを課せられた(重くなった)馬は不利になり、

斤量が軽くなった馬は有利、

というイメージがあると思います。

 

重いという言葉は、

マイナスなイメージを抱くからかもしれませんね。

 

では前走より、

斤量が重くなった場合、

キープした場合、

軽くなった場合の成績を見てみましょう。

 

 

結果はイメージと違って、

斤量が重くなった方が良い成績になります。

 

ハンデキャッパーは、

すべての馬がゴール前で横一線になることを想定して、

ハンデを付けているそうなので、

本来は3つの項目すべてが、

同じような成績になることが理想でしょう。

 

しかし実際は差があるわけです。

 

では続いて「牡馬・セン馬」と

「牝馬」に分けた成績をご覧ください。

 

 

いかがでしょうか?

 

牝馬は前走より斤量が減ると、

ほかと比べて好走率がアップしていますよね。

 

ハンデ戦の場合、

牝馬というだけで、

能力以上に軽視されるのではないか?

 

ハンデキャッパーが、

牝馬の評価を上手くやれていない、

と私は推測をしています。

 

その証拠にこのデータをご覧ください↓

 

 

牡馬は斤量減になる割合が63%なのに対して、

牝馬は71%もあります。

 

ハンデ戦に出走する牝馬は、

前走より斤量が軽くなる可能性が高いのです。

 

ということで、

ハンデ戦に出走して斤量が軽くなった牝馬を、

もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

まず牝馬限定のハンデ戦をデータから除きます。

 

中山牝馬S

ターコイズS

愛知杯

マーメイドS

 

これらのレースが該当しますが、

牡馬に比べて牝馬が有利という狙い目なので、

牝馬同士の戦いは無意味ですからね。

 

続いて芝、ダート別の成績を見てみましょう。

 

 

常々言っていますが、ダートの牝馬は不利です。

 

だから芝の部分だけを狙えば、回収率は98%になります。

 

あとは前走芝のレースに出走していた馬だけに限定すると、

 

勝率8% 連対率14% 複勝率21%

単勝回収率104% 複勝回収率84%

 

このように100%を超えます。

 

もう少し絞れば、もっと回収率が伸びると思うので、

ぜひやってみてください。

 

では条件をまとめましょう。

 

1)今回芝のハンデ戦

2)今回牝馬限定性は除く

3)牝馬で前走より斤量減

4)前走芝のレースの馬

 

この4つを満たした牝馬は狙い目です。

 

このようにイメージとギャップがある部分には、

けっこう儲かるポイントが潜んでいます。

 

ぜひ参考にしてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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