『馬はメンタル50%、能力50%で走っている』田中洋平

 

今回は「馬はメンタル50%、能力50%」について、

書きたいと思います。

 

私はシルクレーシングの会員になっています。

 

毎年少しだけ購入しているのですが、

初年度に購入した馬の中に、

ワンダフルラスターという馬がいました。

 

持ち込み馬で

父が「Tiz Wonderful」というマニアックな馬でして、

あまり人気がなかったと思います。

 

もちろん馬体を見る知識はないので、

追加募集されたこの馬をなんとなく購入した感じです。

 

すると地味とされるダート路線ではありますが、

 

新馬戦 1着

ヤマボウシ賞(500万) 2着

なでしこ賞(500万) 1着

 

と順調な滑り出し。

 

なんと、なでしこ賞では、

現在は地方に移籍してバリバリ活躍中のブルドッグボスを、

クビ差押さえる強い競馬で勝利しています。

 

続いて出走したのが南関東の川崎で行われる、

全日本2歳優駿というダートの2歳チャンピオンを決めるレース。

 

芝なら朝日杯FSや阪神JFみたいな感じでしょうかね。

 

重賞に出走できるということ自体、

一口馬主1年目からラッキーですが、

驚くことに鞍上には世界のムーア騎手が配されました。

 

当日は2番人気に推されて、

私も色めき立ちましたが、結果は残念の4着。

 

でも1度の敗戦ですし、

今後も活躍してくれるだろう!と期待していましたが、

 

全日本2歳優駿 4着

ヒヤシンスS 15着

昇竜S 11着

尾頭橋特別 12着

初霞賞 15着

ラジオ福島賞 16着

1000万条件 13着

 

このあとも6戦ほど頑張ってくれましたが、

すべて凡走で、競走馬生活から引退となりました。

 

 

途中までエリート街道を歩んでいたのに、なぜ突然?

 

その理由ですが、

全日本2歳優駿でかなり苦しい思いをしたので、

レースが嫌いになったのではないか、と私は思っています。

 

いやいや、単にピークが過ぎただけじゃないの?

 

という声もあると思いますが、

実はワンダフルラスターは調教では、

バリバリの好タイムを出していました。

 

栗東坂路調教では4Fのタイムが、

 

53秒台 まずまず

52秒台 いい感じ

51秒台 こりゃ走るね

50秒台 大注目

 

という目安で良いと思います。

 

7月7日 52秒6

7月13日 51秒1

7月24日 レースで15着

 

8月10日52秒1

8月14日 レースで8着

 

もちろん厩舎によって

調教でビッシリ追わない場合もありますが、

そもそも走る能力が低ければ、

いくら頑張って追っても速いタイムは出ないですからね。

 

ワンダフルラスターは、

坂路で速いタイムを出せたわけで、

競走能力が衰えていたわけではなかったのです。

 

競走馬は経済動物なので、

頑張って走ってもらうしかないのですが、

メンタル面がズタボロで、

レースで走ることが嫌いになっていたのでしょうね。

 

このように能力があっても、

メンタル面に問題がある場合は、うまく発揮できない。

 

こんなことが日常茶飯事なのかと思うと、

やはり競馬は難しいです。

 

日々精進で、競馬研究に終わりなしですね。

 

そして見えないメンタル面の問題がある限り、

本命サイドの馬券に大金をつぎ込む馬券は、

かなりリスキーだと、改めて思った次第です。

 

何かメンタル面がわかる糸口があれば、

研究する価値があって面白そうなんですけどね。

 

「Mの法則」や「短縮ショッカー」の今井さんが、

そのあたりを突っ込んで考えていますよね。

 

最後にワンダフルラスターの成績です↓

https://www.umadb.com/uma/au23578/

 

頑張ってくれました。

 

お疲れ様です。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

ファイブスター

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