『三冠牝馬ジェンティルドンナの妹は将来有望なのか?』田中洋平

 

三冠馬ジェンティルドンナの妹、

ドナアトラエンテがきっちり新馬戦を快勝。

 

デビュー前からメディアで騒がれていたので、

注目していた人も多かったと思います。

 

最後の直線は外に出さず、

あえて馬群の中から出るルートを選択した感じでした。

 

それでしっかり伸びてくるのですから、

現時点では素晴らしいと言えると思います。

 

ただこれでスター誕生か?というと微妙で、

ジェンティルドンナのお母さんであるドナブリーニは、

これまで9頭の子供を産んでいます。

 

ドナウブルー(ディープインパクト)

ジェンティルドンナ(ディープインパクト)

トパーズ(ネオユニヴァース)★

グレンシーラ(ゼンノロブロイ)★

レゲンデ(ディープインパクト)

ベルダム(ディープインパクト)

ヴィルトゥース(ディープインパクト)

ドナアトラエンテ(ディープインパクト)

ダブルアンコール(ディープインパクト)

 

3番仔のトパーズと、

4番仔のグレンシーラはJRAではデビューしていません。

 

ということは、

ドナブリーニの子供でJRAデビューしている馬は、

同じ血統の父ディープインパクトということになります。

 

では続いて成績や特徴を見てみましょう。

 

・ドナウブルー

重賞2勝、マイルCS3着と、

マイルや芝千八で活躍した重賞レベル

・ジェンティルドンナ

牝馬三冠、ジャパンカップ連覇、

ドバイシーマクラシック優勝の最強牝馬

・レゲンデ

デビュー戦は先行押し切りの強い競馬で勝利も、

2戦目は6着に敗れる。

2戦1勝で現役を引退。

・ベルダム

デビュー戦から17着、

2戦目15着、3戦目15着とまったく走らず。

3戦0勝で引退。

・ヴィルトゥース

明け3月の未勝利戦デビューで、

直線で挟まれるも自分でこじ開けて快勝。

最後の伸び、瞬発力は素晴らしい。

2戦目は先月は走って5着。

390kg台とカラダが小さく体質が弱い可能性も。

能力はあるがコンスタントに使えるかが課題か。

 

・ドナアトラエンテ

新馬戦を強い勝ち方で快勝。

この時期にデビューと体質は問題ないか。

ただ馬体重が418kgと小さく、

1月生まれなので、体重の伸びしろは少なそう。

姉のヴィルトゥースと印象が被る感もある。

 

という感じですね。

 

ちなみに末妹のダブルアンコールは、

DMMバヌーシーに3億9960万円で落札されました。

 

この価格は話題作りもあるとして、

実はドナウブルーと、ジェンティルドンナ以外は思ったほど走っていない。

 

人間と同じで、

兄弟だからといって判を押したように同じにはならない、

ということですね。

 

お姉ちゃんのレゲンデとヴィルトゥースが、

デビュー2戦目で負けているだけに、

ドナアトラエンテは次が正念場になりそう。

 

2戦目を強い競馬で勝つことができれば、

いよいよ大物か!という期待が出てきますね。

 

名馬、活躍馬の兄弟たちは、

何かと話題になるので、今後も注目したいと思います。

 

またドラマにもなるので、

クラシック戦線で活躍して欲しいですね。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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