『JRA-VANのデータマイニングを活用する方法』田中洋平

今日はタイム型マイニングを使って、

人気上位の馬を取捨選択する方法を紹介したいと思います。

 

まずタイム型マイニングについてですが、

これはJRAの子会社が運営する「JRA-VAN」というサービスの中で、

提供されている指数のようなもの。

 

主催者のJRAが提供している指数なので、

基本中の基本という立ち位置かもしれませんね。

 

ではさっそくこのマイニングを使って、

人気上位の馬をビシッ!と評価していきましょう。

 

まずはこちらのデータをご覧ください↓

 

これは1番人気のタイム型マイニング順位別の成績です。

 

最下部に1番人気の成績を載せてありますが、

マイニング2位だった場合と、同じような成績になっています。

 

つまり1番人気の場合、

 

マイニング1位 → 信頼度アップ

マイニング2位 → 普通

マイニング3位以下 → 信頼度ダウン

 

このように分類することができます。

 

では次に、2番人気のタイム型マイニング順位別の成績を↓

 

2番人気の場合は、

マイニング3位だった場合と同じような成績なので、

 

マイニング1~2位 → 信頼度アップ

マイニング3位 → 普通

マイニング4位以下 → 信頼度ダウン

 

というように評価できます。

 

では続いて3番人気を見てみましょう↓

 

3番人気の場合は、

マイニングが4位だった場合と同等なので、

 

マイニング1~3位 → 信頼度アップ

マイニング4位 → 普通

マイニング5位以下 → 信頼度ダウン

 

となります。

 

そして最後に4番人気の場合↓

 

マイニング5位と同じくらいなので、

 

マイニング1~4位 → 信頼度アップ

マイニング5位 → 普通

マイニング6位以下 → 信頼度ダウン

 

と評価ができます。

 

ではこれを実際のレースに当てはめてみると、

 

◆2018年宝塚記念

1番人気 サトノダイヤモンド(マイニング2位 普通→)

2番人気 キセキ(マイニング4位 ダウン↓)

3番人気 ヴィブロス(マイニング14位 ダウン↓)

4番人気 パフォーマプロミス(マイニング8位 ダウン↓)

 

このように評価できます。

 

1着 ミッキーロケット(7番人気)

2着 ワーザー(10番人気)

3着 ノーブルマーズ(12番人気)

 

結果はご存じの通り、人気上位4頭はすべて馬群に沈みました。

 

他に例に挙げると、

 

◆2018年エルムS(8/12)

1番人気 ミツバ(マイニング2位 普通→)

2番人気 ハイランドピーク(マイニング5位 ダウン↓)

3番人気 ドリームキラリ(マイニング1位 アップ↑)

4番人気 リッカルド(マイニング12位 ダウン↓)

 

このレースはダウン評価のハイランドピークが勝つのですが、

軸にするならアップ評価で2着に入ったドリームキラリが適任。

 

1着 ハイランドピーク(2番人気)

2着 ドリームキラリ(3番人気)

3着 ミツバ(1番人気)

 

大幅ダウンのリッカルドは6着でした。

 

◆2018年東京スポーツ杯2歳S (11/17)

1番人気 ルヴォルグ(マイニング14位 ダウン↓)

2番人気 ヴェロックス(マイニング5位 ダウン↓)

3番人気 カテドラル(マイニング7位 ダウン↓)

4番人気 ヴァンドギャルド(マイニング6位 ダウン↓)

 

東京スポーツ杯2歳Sは上位陣がすべて大幅ダウン。

 

1着 ニシノデイジー(8番人気)

2着 アガラス(7番人気)

3着 ヴァンドギャルド(4番人気)

 

馬券に絡めたのは、4番人気のヴァンドギャルドだけでした。

 

ちなみに1着だったニシノデイジーは、マイニング1位。

 

2着のアラガスはマイニング8位とダウン評価ですが、

ニシノデイジーから手広く流す馬券を買えば、獲れなくもないレースです。

 

このようにマイニングを使った方法は、

上位人気の取捨選択には有効でしょうね。

 

では早見表です。

 

1番人気 → マイニング2位

2番人気 → マイニング3位

3番人気 → マイニング4位

4番人気 → マイニング5位

 

これが普通評価の組み合わせなので、

これより上ならアップ、下ならダウンという評価です。

 

取捨選択の参考にしてください。

 

→マイニングの成り立ちについて

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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