『最終レースの1番人気はオッズが甘くなるのウソホント!』田中洋平

今回は最終レースに注目してみたいと思います。

 

よく言われることが、

みんなが一発逆転狙いで穴馬を買うので、

最終レースの1番人気馬はオッズが甘くなる。

 

というもの。

 

土日で負けに負けて、軍資金も無くなりそう。

 

そんな時になんとか一発逆転で、

プラスにして帰りたい、または終わりたい、

と考えるのがギャンブラーだと思います。

 

そこで有り金全部をブッ込むのですが、

少ない軍資金で単勝2倍台の馬券を買っても、

到底逆転は不可能です。

 

だから6番人気や7番人気あたりの、

微妙にチャンスのありそうな馬を中心に馬券を買う。

 

馬連で20倍付けば、

そこそこ逆転のチャンスはあるでしょう。

 

このようなギャンブラーの心理が働くために、

オッズを歪めるという訳です。

 

◆本来

1番人気 2.5倍

   ↓
   ↓
   ↓

6番人気 15.8倍

7番人気 17.3倍

 

◆歪んだ後

1番人気 2.8倍

   ↓
   ↓
   ↓

6番人気 14.1倍

7番人気 15.6倍

 

こんな感じですかね。

 

中穴馬の馬券が売れるので、

その分、1番人気のオッズが甘くなるという現象です。

 

ただこのオッズの動きは、

ギャンブラー達の欲望によって動いたものなので、

1番人気の実力は単勝2.5倍レベル。

 

だけど、2.8倍も付くオイシイ状態になっている。

これが、最終レースの1番人気馬はオッズが甘くなると

言われる理由ですね。

 

では実際にそうなのか?

 

データを見てみましょう。

 

 

ザーッと上の1倍台から、

2倍台、3倍台、4倍以上のレース番号別の成績です。

 

意外だったのは、単勝1倍台と2倍台の回収率が良いこと。

 

そして反対に単勝3倍台と4倍以上の回収率が悪いことですね。

 

オッズが甘くなった方が、

本来の実力より見くびられているので、回収率が高い。

 

こうように仮定してデータを調べたのですが、

結果は反対でした。

 

このデータをみて解釈するなら、

 

1番人気のオッズが甘くなりやすい最終レースなのに、

単勝1倍台、または2倍台に推される馬は、マジで強い!

 

ということなんでしょうかね。

 

最終レースの単勝1~2.9倍の馬だけを抜き出すと、

 

勝率38% 連対率55% 複勝率68%

単勝回収率86% 複勝回収率86%

 

このようにまずまずの成績です。

 

ここから最終レース専用攻略法を作ることも出来そうなので、

ぜひ研究してみてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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