『前走4着、上がり3ハロン3~6位の地味なゾーンで儲ける』田中洋平

 

今回は前走4着だった馬に注目したいと思います。

 

競馬は強い馬を探すゲームのように見えて、

本当は強いけど、他にバレていない馬を探すゲームです。

 

強い馬なら、前走2着だったり3着だった馬で選べばよい。

 

しかしその馬ばかりを買っていたら、当たるけど儲からない。

 

他の競馬ファンにバレバレだから、そりゃ当然ですよね。

 

だから当たりやすいけど儲かる馬が理想ではないでしょうか?

 

そこで今回注目するのが、前走4着だった馬です。

 

3着までが馬券圏内であるため、

競馬ファンは無意識のうちに4着の価値を低く感じているのです。

 

2着 → 90点

3着 → 80点

4着 → 70点

5着 → 60点

 

本来は上記のような価値だったとしても、

実際はこのように感じている人が多いのではないでしょうか?

 

2着 → 90点

3着 → 80点

4着 → 60点

5着 → 50点

 

2~3着だった馬は優秀だけど、

なぜか4着だった馬は一歩足りない気がする。

 

しかしこれは気のせいで、

3着と4着の差は、2着と3着の差と同じくらいなのです。

 

では前走着順別の今回の成績を見てみましょう。

 

前確定着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走1着 1401- 1276- 1160- 10777/ 14614 9.6% 18.3% 26.3% 68 71
前走2着 2713- 2113- 1697- 7019/ 13542 20.0% 35.6% 48.2% 75 79
前走3着 1815- 1812- 1590- 8241/ 13458 13.5% 27.0% 38.8% 71 77
前走4着 1469- 1385- 1357- 9227/ 13438 10.9% 21.2% 31.3% 84 76
前走5着 999- 1201- 1222- 9975/ 13397 7.5% 16.4% 25.5% 67 75
前走6~9着 2479- 2805- 3146- 40866/ 49296 5.0% 10.7% 17.1% 77 76
前走10着~ 1407- 1731- 2112- 52220/ 57470 2.4% 5.5% 9.1% 67 66

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019. 1.27

 

前走4着だった馬の回収率が高くなっています。

 

これは好走している割に地味なので、馬券が買われていない証拠ですね。

 

一歩足りない馬というレッテルを貼られているが、

前走4着だった馬が、本当は強い馬と言えそうです。

 

では次に前走4着だった馬の前走脚質を、芝ダート別に見てみましょう。


限定条件:芝のみ

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
平地・逃げ 44- 40- 54- 354/ 492 8.9% 17.1% 28.0% 71 76
平地・先行 221- 203- 217-1430/2071 10.7% 20.5% 31.0% 90 78
平地・中団 302- 262- 275-1832/2671 11.3% 21.1% 31.4% 81 74
平地・後方 128- 103- 120- 862/1213 10.6% 19.0% 28.9% 75 71
平地・マクリ 2- 8- 14- 58/ 82 2.4% 12.2% 29.3% 12 85

 

限定条件:ダートのみ

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
平地・逃げ 67- 70- 53- 371/ 561 11.9% 24.4% 33.9% 72 71
平地・先行 284- 298- 225-1584/2391 11.9% 24.3% 33.8% 84 80
平地・中団 327- 300- 307-1937/2871 11.4% 21.8% 32.5% 99 81
平地・後方 88- 93- 79- 728/ 988 8.9% 18.3% 26.3% 66 65
平地・マクリ 3- 8- 13- 54/ 78 3.8% 14.1% 30.8% 34 66

 


芝の場合は末脚が自慢の馬が目立つので、相対的に先行馬の評価が低くなります。

 

反対にダートの場合は、逃げ、先行馬の押し切りが目立つので、相対的に差し馬の評価が低くなります。

 

芝 → 先行馬

ダート → 差し馬(中団)

 

この2つを抜き出してみましょう。

 

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
平地・先行 221- 203- 217-1430/2071 10.7% 20.5% 31.0% 90 78
平地・中団 327- 300- 307-1937/2871 11.4% 21.8% 32.5% 99 81

 

 

そしてここからさらに地味にうつる、

上がり3ハロンのタイムがメンバー中3~6位の馬だけを抜き出します。

 

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2018年 85- 69- 92-470/716 11.9% 21.5% 34.4% 114 89
2017年 91- 63- 80-480/714 12.7% 21.6% 32.8% 112 92
2016年 66- 75- 85-424/650 10.2% 21.7% 34.8% 105 85
2015年 94- 74- 75-432/675 13.9% 24.9% 36.0% 103 87

 

 

すると4年連続でプラス回収になります。

 

地味な4着に、地味な脚質、そして地味な上がり順位を重ねると、

本当は強いけど、他にバレていない馬を探すことができます。

 

他の競馬ファンとのお金の取り合いを意識してTARGETを叩けば、

プラス回収になるパターンが見つかると思います。

 

ぜひ参考にしてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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