『G1馬のここに注目すれば本当に強い馬か分かります』田中洋平

 

大きなレースになると、複数のG1馬が出走します。

 

G1に出走するレベルの馬ですから、

強い馬なのは当然で、比較することが難しいことがあります。

 

そこでG1を2勝以上できるかどうか?

という判断材料になる提案を、今日はしたいと思います。

 

2006~2015年の間に行なわれた、

平地G1、222レースの覇者の新馬戦成績を調べてみました。

 

レース数は222ですが、複数のG1を制している馬がいるので、

期間中のJRA所属のG1馬は137頭。(海外5頭)

 

その137頭の新馬戦の成績は?

 

1着 71頭

2着 27頭

3着 7頭

4着 9頭

5着 2頭

6着以下 20頭

 

このようになっています。

 

まず1着に注目していきますが、

2着の馬に1.0秒以上差という圧勝をしている馬は、

 

ダンスインザムード(桜花賞・ヴィクトリアM)

マツリダゴッホ(有馬記念)

フサイチパンドラ(エリザベス女王杯)

サクセスブロッケン(フェブラリーS・交流G1を2勝)

ロードカナロア(国内G1を4勝・海外G1を2勝)

 

正直、ロードカナロア以外は、それほどパッとしない感じもします。

 

あまり初戦のぶっちぎり加減は関係ないのかもしれませんね。

 

では次に新馬戦が6着以下だった馬を見てみましょう。

 

過去10年では、この20頭が該当します。

 

オレハマッテルゼ
サンライズバッカス
スズカフェニックス
コイウタ
マイネルキッツ
アロンダイト
アドマイヤジュピタ
ショウワモダン
キャプテントゥーレ
レジネッタ
ブラックエンブレム
トーセンジョーダン
エイシンフラッシュ
ビッグウィーク
ストレイトガール
ホッコータルマエ
コパノリッキー
ワンアンドオンリー
ゴールドアクター
トーホウジャッカル

 

これをG1勝利数別に分類すると、

 

◆G1を3勝

ストレイトガール

 

◆G1を2勝

エイシンフラッシュ

コパノリッキー

 

◆G1を1勝

オレハマッテルゼ

サンライズバッカス

スズカフェニックス

コイウタ

マイネルキッツ

アロンダイト

アドマイヤジュピタ

ショウワモダン

キャプテントゥーレ

レジネッタ

ブラックエンブレム

トーセンジョーダン

ビッグウィーク

ホッコータルマエ

ワンアンドオンリー

ゴールドアクター

トーホウジャッカル

 

※交流G1の勝利数は除く

 

このように新馬戦で6着以下に負けているG1馬は、

1勝止まりで終わることが多い傾向ですね。

 

では逆に新馬戦を勝利した馬はどうなのか?

 

こんな疑問がわいてきますよね。

 

期間中71頭もいて、全部調べるのは大変なので、

2015年のG1を勝利した馬だけを見てみると、

 

◆新馬戦1着だった馬

ゴールドシップ

ラブリーデイ

モーリス

マリアライト

キタサンブラック

メジャーエンブレム

 

 

どうですか?顔ぶれがぜんぜん違いますよね。

 

つまり新馬戦をしっかり勝利している馬の方が、

G1を2勝以上しやすいという仮説が立てられます。

 

G1馬の取り扱いに迷った時は、

新馬戦の成績をチェックするのも手段のひとつですね。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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