『儲かる馬と儲からない馬の違いは何なのか?』田中洋平

 

ご存じの方も多いと思いますが、

競馬は上がり最速で走る馬が事前に分かれば儲かります。

※上がり3ハロンとはゴール手前600mのこと

 

上がり1位 勝率30% 単勝回収率290%

上がり2位 勝率19% 単勝回収率176%

上がり3位 勝率13% 単勝回収率130%

上がり4位 勝率10% 単勝回収率111%

上がり5位 勝率7% 単勝回収率75%

 

ゴールの手前600mを速く走った馬ほど、

1番でゴールを駆け抜ける可能性が高いのは当たり前のことです。

 

ですが、実際レースが始まってみないと、

どの馬が上がり最速で走るのか?が分からないのも当然のことで、

その馬を探すために予想をするとも言えます。

 

では次に前走の上がり順位別の成績を見てみましょう。

 

上がり1位 勝率12% 単勝回収率69%

上がり2位 勝率11% 単勝回収率78%

上がり3位 勝率10% 単勝回収率73%

上がり4位 勝率9% 単勝回収率76%

上がり5位 勝率8% 単勝回収率72%

 

前走で上がり最速をマークしている馬は、

今回も速い上がりを使えることが多いので、勝率12%と優秀です。

 

しかし単勝回収率は69%とボロボロ。

 

次に優秀な前走上がり2位の馬ですが、

勝率11%とこちらも成績優秀で、さらに単勝回収率が78%あります。

 

単勝回収率78%も高い数値ではないですが、

なぜ2位に比べて1位は69%と、ボロボロなんだと思いますか?

 

正解は、

前走上がり最速は、一番目立つからですよね。

 

強烈な末脚を披露した馬は、イヤでも次走で注目されます。

 

すると過剰に票が集まり、実力以上に人気になってしまう。

 

反対に前走上がり2位の馬は、

少し地味なのでオッズが甘くなり、回収率がマシだと考えることができます。

 

競馬の予想をしていると、

1~3着を当てるJRAのクイズに正解することに気を取られますが、

オークションのようにライバルは横にいる競馬ファンです。

 

人気のある目玉商品は入札が集中するので、

商品の価値以上に値段が高騰してしまう。

 

だから少しだけ商品価値は落ちても、

目立たない商品をコッソリ落札するテクニックが必要なのです。

 

馬券術の研究をするときは、

その辺を意識して考えると、お宝に出会う可能性が高いと思います。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

ファイブスター

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