『マイルチャンピオンシップ(GⅠ)2019インディチャンプ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

 

今週は11月17日に開催されたマイルチャンピオンシップ(G1)を勝ったインディチャンプを取り上げます。

 

3枠5番インディチャンプは五分のスタート。

道中は内目の前から5番手のポジションを取りレースを進める。

3~4コーナー中間から直線に向けて少しずつ外目に進路を変更。

直線に入ると外側の2着馬の追い出しのタイミングを見計らって、絶妙なタイミングで追い出しを開始。

勢いよく飛び出すと、真ん中堂々抜け出して勝負あり。

1.1/2馬身の着差以上に強い内容で他馬を圧倒した。

今回代打騎乗となった大舞台に強い池添謙一の好騎乗も光り、見事春秋マイル王の座を手にした。

インディチャンプの父ステイゴールドは現役時、50戦7勝とタフに走った。

国内でのG1制覇はなく、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)で2着とシルバーコレクターだった。

ラストランとなる海外遠征・香港ヴァースで悲願のG1初制覇を達成して引退、種牡馬入りをした。

種牡馬として安定した成績を残し、父にメジロマックイーンを持つ肌馬との交配では特大級のホームラン馬を始め数多くの活躍馬を輩出。

一世を風靡して黄金配合と呼ばれた。

2015年に逝去。

2018年種牡馬ランクは第4位。

 

母ウィルパワーは現役時、17戦4勝の戦績(条件馬)。

産駒はこれまでデビュー済み産駒が3頭。

父ディープブリランテ(未勝利)→父ステイゴールド(7勝・本馬)→父ジャスタウェイ(3勝OP馬、現役)

初仔の未勝利馬以外は2頭ともオープン馬。繫殖力は高い。

血統背景は父キングカメハメハ(~Mr.Prospector~ネイティブダンサー系)と母父Meadowlake(~Princequillo~セントサイモン系)の組み合わせ。

 

祖母トキオリアリティーはリアルインパクト(安田記念(G1)、ジョージライダーS(海外G1))、ネオリアリズム(クイーンエリザベスⅡ世カップ(海外G1))を輩出した名繁殖。

 

 

父ステイゴールドと母父キングカメハメハの組み合わせはG1勝ち馬である本馬が代表格。

他にステイフーリッシュ(京都記念(G2))もおり、3歳以上産駒で計10頭。

そのうち6頭が勝ち上がりと高確率。

この2頭の組み合わせは父と母父を入れ替えても相性が良く、父キングカメハメハ×母父ステイゴールドは、3歳以上産駒でこれまで計7頭。

そのうち5頭が勝ち上がりで、こちらも高確率の数字を残している。

 

このような相性が良い組み合わせから本馬のようなG1を複数勝つ馬も誕生した。

この配合からは今後も活躍馬が誕生することが予想されるので、ひそかに注目しておきたい。

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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