『中山金杯(GⅢ)2019トリオンフ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。

あけましておめでとうございます!

今年も日々血統調査していきますのでよろしくお願いします。

 

新年一発目の今週は、1月5日に開催された今年最初の重賞 中山金杯(G3)を勝ったトリオンフを取り上げます。

 

4枠7番トリオンフは五分のスタートを切ると、スッとポジションを取りにいき2番手の位置を確保。

3コーナーから代打騎乗・デムーロが促すと、徐々に先頭との距離を縮めていく。

4コーナーから直線を向く頃には早くも先頭。

わずかなリードを保ちつつの2着馬との必死の叩き合いの末、最後はアタマ差退けて激闘を制した。

本馬はこれで7勝目。

重賞は小倉大賞典(G3)、小倉記念(G3)に続く3勝目。

トリオンフの父タートルボウルは現役時代、フランス・イギリスで21戦7勝。

主な勝ち鞍はジャンプラ賞(フランスG1・芝1400m)

父Dyhim Diamond~その父Night Shiftという血脈で、ノーザンダンサー系の中でもあまり馴染みの無い非主流系に位置づけられる。

現役引退後、2008年から種牡馬入りし、フランス2000ギニー(G1)を制したLucayanらを輩出。

その後、2013年より日本に輸入された。

2019年の種牡馬ランクは第33位。

 

 

母メジロトンキニーズは現役時、34戦3勝(条件馬)とタフに走った。

血統背景は父ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系、2019年1月2日逝去)×母父モガミ(Lyphard~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

繁殖になり、これまでデビュー済み産駒5頭を送り出している。

父コンデュイット(未勝利)→父チチカステナンゴ(1勝)→父タニノギムレット(1勝)→父タートルボウル(本馬)→父エイシンフラッシュ(2勝、現役)

毎年相手は違うが初仔以外全て勝ち上がっており、本馬のような重賞馬も輩出。

かなり仔出しが良いタイプと言える。

 

父タートルボウルが非サンデー系なのでサンデー系牝馬との配合が中心となる。

代表産駒は本馬だが、他に複数勝ちを収めている活躍馬ビックリシタナモー(5勝)もこのパターン。

ちなみに2頭とも「サンデー+ニジンスキー」を持つ牝馬との交配なので、これは父の配合を考える時の1つの成功例となる。

 

この舞台は年末のG1戦線から使われ続けているので、よりスタミナとパワーと持久力が必要で、軽さよりも重さが求められる馬場になっている。

そういった意味ではこのニジンスキーの血はうってつけで、過去5年で2頭の勝ち馬がこの血を内包している。

馬券圏内の3着以内でみても、この血を持つ馬が入着しなかったことは1度もない。

このことは覚えておいて損はないポイントだ。

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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