『天皇賞・春 2017の穴馬探しPART2』シベリアン

引き続き「天皇賞・春」の
穴馬探しです。

PART1では天皇賞・春の
展開面の傾向などについて
 お伝えしました。

 今回は、他の当レースの
 ポイントを記していきます。

 【ポイント4】
やっぱりトニービン

→春天は「血統面」で
顕著な特徴があるレースです。
トニ-ビンの血を濃く備える
馬が多く好走しているのです。

 論より証拠。
 下記を診てください。

12年1着 ビートブラ (14) ◆
 12年2着 トーセンジョ(3) ◆
 12年3着 ウインバリア(2) ◆
 13年1着 フェノーメノ(2)
13年2着 トーセンラ-(3)
13年3着 レッドカド-(6)
14年1着 フェノーメノ(4)
14年2着 ウインバリア(3) ◆
 14年3着 ホッコ-ブ (12)
15年1着 ゴールドシッ(2)
15年2着 フェイムゲー(7) ◆
 15年3着 カレンミロ (10) ◆
 16年1着 キタサンブラ(2)
16年2着 カレンミロ (13) ◆
 16年3着 シュヴァルグ(3) ◆

(カッコ数字)は人気順

◆=組成内(3代前まで)に
 トニ-ビンの血を持つ馬です。
 上記15頭中8頭が該当。

つまり、毎年の春天で
馬券圏に好走する馬の半分は
 トニ-ビンの血を(近い位置に)
 備える馬という事になります。

トニ-ビン持ちの馬じたい、
さほど多くない事を鑑みると
 これは相当な高アベレージ。

 昨年も、勝ったのは
 キタサンブラックでしたが
2・3着には「トニービン馬」が
 きっちり入線しました。

また一昨年も、勝ったのは
上位人気馬でしたが
2・3着は人気薄の
「トニービン馬」でした。

つまり、穴馬を見繕いたい
場合にも当傾向は要チェック、
ということになります。

トニ-ビン=当欄でいつも
 お伝えしているように
「スタミナ&パワー」を
存分に備えている筋ですが、
 特に近年の春天はスタミナの
要素に加え、ラスト1000mが
 スピード持続戦になっている
 ため、高レベルなスピードを
長い区間キープするための
「卓越したパワー」が必要に
 なっています。

ゆえに、トニ-ビンの持つ
(スタミナだけでなく)
パワー面の資質も、春天で
大いに活きているのでしょう。
 勿論、純粋なスタミナ勝負に
 なっても信頼度大の血です。

 【ポイント5】
サトノダイヤモンド以外の
 ディープインパクト産駒は苦しい?

→血統ネタをもう1点。
ディープインパクト産駒は
今だに「芝2600m以上」の
 レースを勝ったことが
2度しかありません。

ディープインパクト産駒の
「芝・距離別」全成績を
診てください(先週まで)。

1400m以下
 勝率.112 複勝率.294(160.149.110.1002)

1500~2500m
勝率.141 複勝率.361(1040.878.745.4713)

2600m以上
 勝率.035 複勝率.298(2.9.6.40)

2600m以上でも複勝率は
決して悪くありませんが、
とにかく1着が取れません。
2勝はサトノダイヤモンドが
菊花賞、阪神大賞典で挙げた
 もの。

つまり、芝2600m以上で
『サトノダイヤモンド以外の
 ディープ産駒』はまだ勝った
 ことが1度もないのです。

そもそもディープ産駒は
気性が勝っているタイプが
多いですから、長距離での
 ディープ産駒の多くは
道中を慎重に抑えつつ
大事に運びます。その結果、
 展開の「アヤ」で差しが
届かないケースが多い。

しかも近年の春天のような
「最後の1000m以上で脚の
持続性を競う長距離戦」は、
 溜めて瞬発力&キレ勝負の
中距離馬が多いディープ産駒に
根本的に合っていません。
そのため、前述のような
勝ち切れない成績が現れて
 いるのでしょう。

 今年も、何頭かの産駒が
出走する予定ですが、
サトノダイヤモンド以外の
 ディープ産駒に印を回す
予定はありません。

 【ポイント6】
 日経賞経由馬については、
 日経賞での着順が肝要

→前走で日経賞を使ってきた
馬の場合、その時に連対して
 いた馬と3着以下だった馬では
下記のように、春天での成績に
大きな差が生じています。

 前走の日経賞で…
 ★連対してきた馬  複勝率41% 2.3.2.10
 ★3着以下だった馬  複勝率6% 1.1.0.33

日経賞のレースレベルなどを
鑑みると、日経賞経由馬の
場合はそこで最低「連対」を
果たしてきた馬でないと、
そもそも春天では厳しいと
 いうことなのでしょう。

 以上6点を鑑みた上で、
 今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ザ・シークレット・ホース

この記事の『穴馬結論編』はザ・シークレット・ホースでご覧になれます。推奨する馬名だけを配信する無根拠情報ではなく『なぜその馬がこのレースで激走するのか?』を圧倒的な情報量で理論的にお伝えするサービス。重賞やメインレース中心の情報提供のため、重賞だけにしか参加しないライトファンから、血統やコース適正、ローテーション等をしっかり勉強したいディープなファンまで、納得していただけるコンテンツです。