『クイーンSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「クイーンS」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ次週末から、
夏の新潟&小倉&札幌が
各6週間の日程で開幕。
「夏競馬」の後半戦に
突入します。

クイーンSは
開幕週の7月29日(日)に
札幌の芝1800mで行われる
牝馬限定重賞です。

昨年は、当欄推奨馬の
クインズミラーグロが
3着に走ってくれました。
(8番人気)

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
差し馬が「穴」を
連れてくるレース

→2010年以降(函館で
施行された2013年は
除く)の当レースで、
5番人気以下で3着以内に
好走した「穴馬」9頭の
脚質を診てください。

10年 3着 カウアイ  6番人気 差し
11年 2着 コスモネ 10番人気 マクリ
12年 2着 ラブフ- 10番人気 追込
14年 2着 アロマテ  6番人気 追込
15年 1着 メイショ  7番人気 追込
16年 1着 マコトブ  9番人気 先行
16年 3着 ダンツキ 11番人気 差し
17年 2着 トーセン  6番人気 差し
17年 3着 クイーン  8番人気 差し

このように、9頭中8頭が
「差し・マクリ・追込」。
非常に極端です。

当レースは開幕週施行ゆえ
「前残り」が穴の狙い目と
考えがちですが、実は真逆。
クイーンSで穴をあけている
馬の大半は、後ろに構えて
進めていた馬なのです。

ちなみに、上記以前の
2009年に5番人気以下で
好走した穴馬2頭も中位から
差しこんできた馬でした。

小回りの札幌、しかも
スロー多発&先行有利の
芝1800mコースですので
差し馬が台頭する状況は
本来揃っていませんが
このレースに限っては毎年、
なぜかテンからペースが
あまりユルみません。
テンからソコソコの流れで
入ることが多い。

しかも「強い先行馬」が
小回りコースを意識して
早めに動きがちです。

つまり「ソコソコきつい
流れの中、強い先行馬が
弱い先行馬を強引に早めに
掃除する」ことが多いため、
「強くない先行穴馬」が
まずは残りづらい形に
なります。

そこに「漁夫の利狙い」で
道中ジッとしていた無欲の
差し穴馬が後ろからとんで
きて2・3着をさらっていく…
そんなパターンが発生して
いるワケです。開幕週でも
ソコソコ差しが効く馬場に
仕上げられている事が多い
近年の馬場傾向も、当傾向を
アシストしています。

ともあれ、クイーンSで
穴を狙うならまず差し馬に
注目したいところです。

【ポイント2】
「56キロ以上」で勝った
馬はいない

→現行の「夏の札幌で
古馬混合」の施行条件に
なった2000年以降、
当レースで56キロ以上を
背負って勝った馬は1頭も
いません。

00年 レッドチリペ 56キロ 13着 5番人気
02年 ダイヤモンド 56キロ 2着 1番人気
02年 レディパステ 56キロ 5着 3番人気
02年 ヤマカツスズ 57キロ 14着 2番人気
03年 ファインモ- 58キロ 2着 1番人気
03年 テイエムオー 59キロ 3着 2番人気
03年 ダイヤモンド 58キロ 4着 3番人気
04年 チアズメッセ 56キロ 6着 2番人気
04年 オースミコス 57キロ 7着 1番人気
05年 ダンスインザ 57キロ 8着 2番人気
07年 デアリングハ 56キロ 7着 4番人気
09年 ヤマニンメル 56キロ 7着 5番人気
10年 ブラボーデイ 56キロ 7着 4番人気
12年 フミノイマー 57キロ 8着 5番人気 
13年 マルセリ-ナ 56キロ 4着 2番人気 ※函館
15年 フ-ラブライ 56キロ 8着 2番人気

このように、全16頭の
通算は(0.2.1.13)。
しかも大半の馬が「人気を
裏切っている」結果です。

今年はソウルスターリングが
56キロで登場しますが、
斤量的には少し厳しい印象。

【ポイント3】
格が効くレース

→近10年(函館開催の
2013年を除く)の
当レース出走馬の、前走の
格別成績を診てください。

G1    複勝率34% 6.5.2.25
G3    複勝率21% 2.3.4.33
オープン  複勝率17% 0.1.1.10
準オープン 複勝率23% 2.1.3.20
1000万   複勝率 0% 0.0.0.10

このように、前走で
G1を経由したきた馬が
好成績を残しています。

G1馬でも斤量をさほど
背負わなくてよいユルめの
別定設定で、しかも頭数も
落ち着きますから、前走で
G1を使ってきたような馬の
「格」が効きやすいレース、
ということのでしょう。

【ポイント4】
3歳馬には「取捨基準」が
存在する

→2001年以降のクイーンSで
3着以内に好走した、全ての
3歳馬12頭の履歴を診て
ください。

01年2着ダイヤモン(4)    2ヶ月ぶり
01年3着ムーンライ(3) ◎● 2ヶ月ぶり
02年3着サクラヴィ(9) ◎  3ヶ月ぶり
03年1着オースミハ(7) ◎● 2ヶ月半ぶり
04年3着ヤマニンシ(3)  ● 2ヶ月半ぶり
07年2着イクスキュ(6) ◎● 1ヶ月ぶり
08年2着レジネッタ(1)  ● 2ヶ月半ぶり
10年1着アプリコッ(2) ◎● 2ヶ月半ぶり
11年1着アヴェンチ(1)  ● 中1週
12年1着アイムユア(1) ◎● 2ヶ月ぶり
12年3着ミッドサマ(4) ◎  2ヶ月ぶり
17年1着アエロリッ(2) ◎● 3ヶ月ぶり

(カッコ数字)は人気順

◎印=クイーンS前の時点で、
すでに重賞勝ち実績があった馬。

●印=クイーンS前の時点で、
すでに「G1で6着以上」の
好走実績があった馬です。

上記12頭のうち、じつに
11頭に◎●どちらかの
印が付きました。

また、各馬のいちばん右に
記しているのは「前走からの
レース間隔」。前走からの
間隔が空いている馬ぱかりで
あることが分かります。

つまり、クイーンSで
好走する3歳馬は…
「春のクラシックで好成績を
収めた後、しっかり休養して
激戦の疲労をとってココに
休明けで出走してきた馬」が
大半なのです。

逆に言えば、☆印も★印も
付かないような3歳馬では
好走が難しいというコト。

実際に★印も☆印もつかない
3歳馬は、2001年以降の
クイーンSに下記15頭が
出走していましたが未勝利で
通算(0.1.0.14)。

一昨年3番人気で10着だった
ロッテンマイヤーのように
大敗も目立ちます。昨年も
該当馬ヤマカツグレースが
7番人気で完敗。

01年 2着 ダイヤモンドビコ-
01年 9着 アスクコマンダ-
04年 8着 ウイングレット
06年 6着 ブルーメンブラッド
06年11着 タッチザピーク
06年12着 マドンナブラボー
08年 7着 メイショウベルーガ
08年 8着 ムードインディゴ
08年11着 デヴェロッぺ
08年12着 ベストオブミ-
10年13着 モーニングフェイス 
11年10着 デルマドゥルガ-
16年10着 ロッテンマイヤー
16年11着 カトルラボール
17年 9着 ヤマカツグレース

3歳馬の取捨選択の参考に
して頂ければと思います。

以上4点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ザ・シークレット・ホース

この記事の『穴馬結論編』はザ・シークレット・ホースでご覧になれます。推奨する馬名だけを配信する無根拠情報ではなく『なぜその馬がこのレースで激走するのか?』を圧倒的な情報量で理論的にお伝えするサービス。重賞やメインレース中心の情報提供のため、重賞だけにしか参加しないライトファンから、血統やコース適正、ローテーション等をしっかり勉強したいディープなファンまで、納得していただけるコンテンツです。