『京成杯AHの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京成杯AH」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ次週末から
秋の中山・阪神競馬が開幕。

京成杯AHは
9月9日(日)に中山で
行われるマイル重賞。
サマーマイルシリーズの
「最終戦」としても
位置付けられています。

早速、京成杯AHの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
開幕週のレースだが
「逃げた馬」は全滅中

→京成杯AHのいちばんの
特徴はコレかもしれません。

近10年の当レースでの
「逃げた馬」の成績は
下記のとおり全滅して
います。上位人気の馬も
派手に散っています。

08年 ゴスホークケン   15着 4番人気
09年 シンボリウエスト  16着 13番人気
10年 メイショウレガーロ  6着 10番人気
11年 メイビリーヴ    11着 8番人気
12年 ゼロス       13着 7番人気
13年 ルナ        10着 1番人気
14年(新潟施行)
15年 ケイティープライド 14着 9番人気
16年 ピークトラム     8着 5番人気
17年 マルタ-ズアポジ-  4着 2番人気

当レースはシビアな
平均ラップで流れる事が
多いですし、ましてや
近年の開幕週の芝コース=
「逃げづらい馬場」に
仕上がっているケースが
けっこう多く秋の中山も
例外ではありませんから、
このような逃げ馬受難の
傾向が出ているのでしょう。

【ポイント2】
とにかく
「父が非サンデー系」の馬が
よく穴をあける!

→これも、当レースに
おける大きなキモです。

2010年以降の当レースで
馬券圏に好走した15頭の
「父系」を診てください。

10年1着馬 ▼ サンデー系 
10年2着馬 ▼ ミスプロ系
10年3着馬 ▼ ミスプロ系 
11年1着馬   ミスプロ系
11年2着馬 ▼ グレイソヴリン系
11年3着馬   サンデー系
12年1着馬   ミスプロ系
12年2着馬 ▼ ロベルト系
12年3着馬 ▼ ロベルト系
13年1着馬   サンデー系
13年2着馬   サンデー系
13年3着馬 ▼ ノ-ザンダンサー系
15年1着馬 ▼ サンデー系
15年2着馬 ▼ サンデー系
15年3着馬 ▼ ノ-ザンダンサー系
16年1着馬   サンデー系
16年2着馬 ▼ ロベルト系
16年3着馬   サンデー系
17年1着馬   サンデー系
17年2着馬 ▼ サンデー系 
17年3着馬 ▼ ミスプロ系 

▼=4番人気以下

2014年は新潟施行のため
除きましたが、このように
4番人気以下で好走した
穴馬13頭のうち、じつに
9頭の父が「非サンデー」。

中央場の芝の重賞としては
ちょっと珍しい現象、と
言っていいでしょう。

つまり、上位人気の馬なら
サンデー系の馬も走るが
妙味は「非サンデー系」が
連れてくることが多いと
いうこと。

東京・京都などと比べて
キレや瞬発力を活かす形に
なりづらいのが中山の
マイル戦ですが、しかも
当レースは「野芝のみ+
開幕週の速い芝で行われる
重賞」=タフな速ラップの
持続力勝負になる事が多め。

そのため、タフなラップの
中を速く走り続けることが
できるスピード持続力と、
それを下支えする馬力を
備えている非サンデーの血=
ミスプロ系やロベルト系を
保持する馬が毎年のように
(人気薄の馬が)走っている、
ということなのでしょう。

逆に、タフな持続戦への
適性があまり高くない馬が
多い父サンデー系の馬の場合、
上位人気に推されるような
「そもそもの力の元値」が
一枚上の馬でないと厳しい、
という事なのだと思います。

【ポイント3】
今年は3・4歳不在の
「異例の年」

→近10年の馬齢別成績は
下記のとおり。3歳馬の
健闘が目立ちます。
一昨年も3歳馬が勝利。

3歳  複勝率 35% (2.1.4.13)
4歳  複勝率 20% (2.1.1.16)
5歳  複勝率 21% (5.2.2.33)
6歳上 複勝率 14% (1.6.3.60)

ただし今年は3歳馬不在。
それどころか4歳馬も
不在という、異例の年に
なりました。

夏の新潟2重賞を共に
制するなど3歳馬の躍進も
目立っている今夏ですが、
ここはベテラン馬同士の
顔合わせになりました。

「大きな変わり身」には
乏しいのがベテラン馬ゆえ
逆に近況を素直に評価する
馬券作戦が奏功しやすいかも
しれませんし、上記5歳馬と
6歳以上の馬のアベレージの
違いに着目する策が有効に
なるのかもしれません。

【ポイント4】
重めのハンデを
背負った馬が好成績

→近10年の当レースの
ハンデ別成績を見てください。

52キロ以下 複勝率11% 1.0.0.8
53キロ   複勝率28% 1.2.2.13
54キロ   複勝率20% 2.3.2.28
55キロ   複勝率13% 3.0.1.27
56キロ   複勝率13% 1.0.3.26
57キロ   複勝率29% 2.4.1.17
58キロ以上 複勝率40% 0.1.1.3

57キロには57.5キロを、
56キロには56.5キロを
含んでいます。

52キロ以下の軽ハンデ馬が
不振。55キロや56キロの
いわゆる「平均的」な
ハンデの馬も振るいません。

53キロや54キロ設定の
「ちょっと斤量に恵まれた
印象の馬」や、57キロ以上の
重めの斤量を背負った馬が
かなり好成績です。

当レースで57キロ以上を
背負う=そもそもの力が
上位と認められた馬ですが、
それらが「きついハンデを
背負っても、その影響が
小さく、地力で押し切って
しまう」ことが多いレース、
とも言えます。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ザ・シークレット・ホース

この記事の『穴馬結論編』はザ・シークレット・ホースでご覧になれます。推奨する馬名だけを配信する無根拠情報ではなく『なぜその馬がこのレースで激走するのか?』を圧倒的な情報量で理論的にお伝えするサービス。重賞やメインレース中心の情報提供のため、重賞だけにしか参加しないライトファンから、血統やコース適正、ローテーション等をしっかり勉強したいディープなファンまで、納得していただけるコンテンツです。