「宝塚記念」の
穴馬探しを
お届けします。

宝塚記念は
6月26日（日）に
阪神で行われる
春のグランプリ。

世界ランキングが
現在「第1位」の
イクイノックスら、
今年は好メンバーが
揃いました。

さっそく、
宝塚記念のポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
明暗別れる
ディープ産駒

 

→今年の宝塚記念にも
ディープインパクトの
産駒が、有力候補として
複数出走してきます。

ディープ産駒の
宝塚記念における
通算成績は（1.2.5.27）、
複勝率23％。

ディープ産駒としては
平凡な成績ですが
さらに強烈なデータが
あります。

それは、
ディープ「牡馬」と
ディープ「牝馬」で
成績差が極端なコト。
下記を診てください。

 

　ディープ産駒の…
　牡馬　複勝率 5％　0.1.0.20
　牝馬　複勝率50％　1.1.5.7

 

説明不要、あまりに
極端な成績差です。
ここまで極端ですと
偶然と診るほうが
無理筋。

ディープ「牡馬」と
ディープ「牝馬」で
宝塚記念に対する
何らかの適性差が
存在するのでしょう。

宝塚記念では
ディープ「牡馬」を
信用しすぎるべからず、
なのです。

 

 

【ポイント2】
前走「春天」出走馬の
特徴的な傾向

→近10年の宝塚記念で
前走春天の出走馬は
41頭出走（4.3.2.32）、
複勝率22％。

コレについても強烈な
データがあります。

それは
春天「好走馬」と
春天「凡走馬」で
成績差が極端なコト。

下記のように、何と
後者＝春天「凡走馬」の
方が好成績なのです。

近10年の宝塚における
前走「春天」出走馬の、
前走着順別の成績を
診てください。
ダブルスコアの差です。

 

　前走の春天で…
　3着以内だった馬　複勝率13％　1.0.1.13
　4着以下だった馬　複勝率27％　3.3.1.19

 

ちなみに前走で春天に
出走、続く宝塚記念で
馬券圏に好走した9頭の
顔ぶれは下記の通り。

 

13年　◆　ゴールドシップ　　　春天5着→宝塚1着
14年　◆　ゴールドシップ　　　春天7着→宝塚1着
15着　◆　デニムアンドルビー 春天10着→宝塚2着
16年　　　キタサンブラック　　春天1着→宝塚3着
17年　◆　ゴールドアクター　　春天7着→宝塚2着
18年　◆　ミッキーロケット　　春天4着→宝塚1着
20年　◆　キセキ　　　　　　　春天6着→宝塚2着
20年　◆　モズベッロ　　　　　春天7着→宝塚3着
22年　　　タイトルホルダー　　春天1着→宝塚1着

 

このように宝塚では
春天凡走馬＝◆印ばかり
好走しているのです。

春天と宝塚記念では
距離が全然違いますし、
気候的にも厳しい時期の
2つのガチンコG1を
続けて好走する難しさを
痛感する当データです。

昨年は
タイトルホルダーが
春天→宝塚を連覇。
ただ春天が阪神施行の
特殊な年でした。

 

 

【ポイント3】
牝馬の好走条件は
かなり明白

→近10年の出走馬の
牡・牝別の成績を
診てください。
牝馬が断然優勢。

 

牡セン　複勝率16％　6.9.4.98
牝　　　複勝率42％　4.1.6.15

 

「夏は牝馬」の格言が
夏のG1・宝塚記念でも
存分に活きています。

宝塚で牝馬が馬券に
絡まなかったのは
近10年で2度だけ。

昨年も4番人気の
デアリングタクトが
3着堅走しました。

さらに、ココからが
もっと大事な話ですが
3着以内に好走した
牝馬11頭には、ある
共通項がありました。

それは、11頭すべて
宝塚記念の前までに
既に「G1連対実績」を
持っていたコトです。

 

13年3着　ジェンティルドンナ　宝塚までにG1連対有
14年3着　ヴィルシーナ　　　　宝塚までにG1連対有
15年2着　デニムアンドルビー　宝塚までにG1連対有
15年3着　ショウナンパンドラ　宝塚までにG1連対有
16年1着　マリアライト　　　　宝塚までにG1連対有
17年3着　ミッキークイーン　　宝塚までにG1連対有
19年1着　リスグラシュー　　　宝塚までにG1連対有
20年1着　クロノジェネシス　　宝塚までにG1連対有
21年1着　クロノジェネシス　　宝塚までにG1連対有
21年3着　レイパパレ　　　　　宝塚までにG1連対有
22年3着　デアリングタクト　　宝塚までにG1連対有

 

シンプルですが、
牝馬を狙いたい際は
このポイントも
留意すべきでしょう。

 

 

【ポイント4】
断トツ人気馬でも
よく負けるレース

→近10年で、単勝の
オッズが1倍台だった
馬は（1.1.0.2）。

レース条件や気候など
難しい要素が多い
一戦ですから、断然の
人気に推されるような
馬でも予断を許さない、
と言えるレースです。

今年はおそらく
イクイノックスが
単勝1倍台でしょうが、
気になる点が全く無い
ワケでもありません。
「万が一の結末」を
想定しておいてもいい
レースとは言えます。

 

 

【ポイント5】
6歳以上の馬では
非常に苦しい

→近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
6歳以上が大苦戦して
います。

 

3歳　　出走なし
4歳　　複勝率24％　3.1.5.28
5歳　　複勝率30％　7.4.5.37
6歳上　複勝率 9％　0.5.0.48

 

 

【ポイント6】
3歳馬の取捨は？

→今年は久々に
3歳馬が出走予定。
ダービーで落馬、
競走中止となった
ドゥラエレーデです。

ただ、かなりの
斤量利を貰うにも
かかわらず3歳馬は
苦戦しています。
1991年以降で
（0.0.1.11）。
2012年5着の
マウントシャスタが
最も最近の出走で、
ドゥラエレーデは
11年ぶりの3歳馬の
出走隣となります。

唯一の好走馬は
2002年の3着・
ローエングリン。
マウントシャスタも
健闘と言えましたが、
その2頭の共通項は
「前へ行った」こと。

3歳ゆえの軽量を
利しての粘り込みなら
ワンチャンスあり、と
いった程度で診るのが
正解でしょうか。

 

 

【ポイント7】
8枠馬の成績が
異常なほど優秀

→近10年（7.0.2.14）。
馬場の内が荒れている
年が多いコトも、この
要因かもしれません。

 

 

【ポイント8】
「4角先頭」馬が
よく馬券に絡む

→タイトルどうり。
近10年の4角先頭馬の
うち下記5頭が馬券に
絡んでいます。

 

14年　ヴィルシーナ　　　　3着
16年　キタサンブラック　　3着
19年　キセキ　　　　　　　2着
20年　クロノジェネシス　　1着
21年　ユニコーンライオン　2着

 

ただ、この5頭が
すべて「逃げた馬」と
いう事ではありません。
クロノジェネシスの
ように早めにマクって
4角先頭から押し切り
決着をつけたケースも
含まれます。

早めに進出しておく
運びかたがカギとなる
レースと言えます。

 

 

 

以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
宝塚記念　　　　ポイント1・2　該当馬

【ポイント1／ディープ産駒の牡馬】　▼軽視馬として　3頭
　　アスクビクターモア
　　ジャスティンパレス
　　プラダリア

【ポイント2／前走春天3着以内好走】　▼軽視馬として　2頭
　　ジャスティンパレス
　　ディープボンド

 

 

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