『新潟大賞典2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟大賞典」の
穴馬探しを
お届けします。

新潟大賞典は
5月5日（日）に、
NHKマイルCの
ウラ開催で行われる
G3重賞です。

さっそく当レースの
ポイントを記します。

【ポイント1】
昨年も一昨年も2着
上がり馬に要注意

→近10年の
前走別成績を
診てください。

３勝クラス　　複勝率40％　2.2.2.9
オープン特別　複勝率15％　3.1.3.39
重賞　　　　　複勝率18％　5.7.5.78

このように、前走で
3勝クラスを使っていた
いわゆる「格下馬」の
快走が目に付きます。
重賞では珍しい現象。

昨年も一昨年も
「該当馬」が
2着に走りました。

メンバーレベルが
低調なことが多いため
3勝クラスを勝った
ばかりの馬でも目下の
調子さえ良ければ
通じてしまうレースと
いう事なのでしょう。

ちなみに、その
前走3勝クラス組で
馬券圏に好走した
6頭の、その前走での
着順は全て1着でした。

【ポイント2】
速い上がり脚が
とにかく大切

→新潟大賞典＝
上がり脚の速い馬から
ゴールするレースです。

近10年の
上がり3ハロン時計の
順位別成績を診て下さい。

上がり1位馬　　　複勝率67％　3.2.3.4
上がり2位馬　　　複勝率50％　3.2.1.6
上がり3～5位馬　複勝率35％　4.3.5.22
上がり6位以下　　複勝率 4％　0.3.1.95

上がり3ハロンの
上位馬が強い重賞は
数多く存在しますが
1位→2位→3～5位→
6位以下の成績差が
これほどハッキリした
重賞も珍しい。

このように好走馬の
大半が「上がり時計が
速かった馬」ですが
注目は道中の位置取りが
あまり関係ない事です。

逃げるとさすがに
苦しい（後述）ですが
前寄りの位置を取って
速く上がって好走する
馬もいれば、後方から
すごく速い上がり脚を
繰出して好走する馬も
います。

新潟外回りの直線＝
日本一の長さ。しかも
前が止まらない夏の
新潟芝とは違い、春の
新潟芝は脚質の傾向が
フラットなケースが
多いため後ろからでも
とにかく速い上がりさえ
使えば間に合うのです。

履歴・展開的に
速い上がり脚を使って
これそうな馬に注目。

【ポイント3】
逃げた馬が
やや苦戦気味

→差し届く馬場ゆえか
逃げた馬が苦戦気味。
近10年で連対2頭です。

14年　ナリタクリスタル　 10着　 15人気
15年　アーデント　　　　　4着　 14人気
16年　マイネルミラノ　　　5着　　9人気
17年　トーセンレ－ヴ　　　8着　 15人気
18年　ラインルーフ　　　 16着　 14人気
19年　ブラックスピネル　　5着　　9人気
20年　アトミックフォース　2着　　7人気
21年　マイスタイル　　　 14着　　8人気
22年　アルサトワ　　　　 15着　　6人気
23年　セイウンハ－デス　　2着　　2人気

【ポイント4】
4歳馬の成績が
断トツで良い
レースだが…

→近10年の
馬齢別成績を診て
ください。4歳馬が
とにかく好況です。

4歳　　複勝率30％　2.5.3.23
5歳　　複勝率17％　2.1.2.24
6歳　　複勝率21％　1.2.5.30
7歳上　複勝率12％　5.2.0.50

ただご承知のように
今年の4歳馬は
オープン世代が低調。
今回のレースでは
どのような結果が
現れるでしょうか。

【ポイント5】
牝馬低調

→近10年で牝馬は
（0.0.0.5）。
そもそも一流の牝馬は
来週の牝馬G1へ
向かいますから、
ココに出てくる牝馬＝
一流とは言えない＝
牡馬相手に普通に苦しむ
コトが多いのでしょう。。

【ポイント6】
距離短縮組が
断然強い

→近10年の前走からの
距離変更別・成績を
診てください。距離を
短縮してきた馬が好況。
タフな馬場ですから
長めの距離を指向して
きたような馬の方が
走れるのかもしれません。

前走から…
距離を短縮　複勝率31％　2.3.4.20
同じ距離　　複勝率17％　4.5.5.71
距離を延長　複勝率16％　4.2.1.36

———–
新潟大賞典　　　ポイント1・5　該当馬

【ポイント1／前走3勝クラス出走】　1頭
　　キングズパレス

【ポイント5／牝馬】　　▼軽視馬として　2頭
　　ファユエン
　　ルージュリナージュ

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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