『CBC賞2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「CBC賞」の
穴馬探しを
お届けします。

CBC賞は
8月18日(日)に
中京芝1200mで
行われるG3重賞。

サマースプリントシリーズの
第4戦となります。
(残り2戦はキーンランドC、
セントウルS)

さっそく
CBC賞のポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
内枠馬の過信は
禁物?

→例年なら今は
小倉開催の時期。

ですのでこの週も
例年はCBC賞でなく、
同じ芝1200mの
重賞レースとして
「北九州記念」が
行われています。

CBC賞は
8月の中京ではなく
7月の中京で
行われています。

ですから今回の当欄で
用いる近年参考データに
ついては、時期的な件は
北九州記念のものを、
コース適性的なものは
CBC賞のものを用いる
コトにします。

【ポイント1】〜
【ポイント4】は
コース適性的な件。
CBC賞が中京で行われた
2012〜2019年、
および昨年の計9年の
CBC賞のデータから
お伝えします。枠別・
成績を診てください。

 

1・2枠  複勝率 4% 0.0.1.27
3・4枠  複勝率31% 3.4.3.22
5・6枠  複勝率19% 2.2.3.29
7・8枠  複勝率21% 4.3.2.33

 

説明不要でしょう。
内枠が極端に不振です。

普段のCBC賞は
梅雨時の開催で馬場が
悪くなるケースがある
コトでのこの成績とも
言えますが、それに
しても極端すぎます。
多頭数重賞での内枠は
モマれて厳しくなる
シーンも少なくない…
とも言えるのでしょう。

 

 

【ポイント2】
逃げた馬がよく
残っている

→近9年のCBC賞で
逃げた馬・全9頭の
成績は(1.1.3.4)、
複勝率56%と優秀。
しかも5頭の人気順は
2・2・8・2・7と
妙味もあります。

昨年に逃げ切った
ジャスパークローネは
まさに象徴的でしたが
紛れがないと基本は
前の馬が止まりづらい
中京芝コースですから
逃げそうな馬は常に
マークが必要。馬場が
良い今回は尚更です。

 

 

【ポイント3】
牝馬が意外に苦戦

→近9年のCBC賞の
性別・成績を診て
ください。

 

牝 複勝率16% 2.4.1.36
牡 複勝率21% 7.5.8.75

 

このように牝馬劣勢。
夏場のレース、
スプリント戦と
牝馬が有利な要素が
揃う当レースですが
タフな中京コースの
構造が響いているのか、
牝馬が容易に走れて
いない状況です。

 

 

【ポイント4】
距離延長馬は
あまり信用できない

→近9年のCBC賞の
前走からの距離変更別・
成績を診てください。

 

前走から
距離延長 複勝率13% 0.0.1.7
距離短縮 複勝率19% 5.4.1.42
同じ距離 複勝率21% 4.5.7.61

 

このように前走から
距離延長してきた馬が
不振で連対ゼロ。

1200mで行われる
当レースですから
距離延長組=前走が
千直出走だった馬が
大半ですが、そんな
馬が通用していません。
新潟の千直レースと
中京1200mで行われる
当レースでは、好走の
ために必要な素養が
全然違うのでしょう。

 

 

【ポイント5】
4歳馬が好況

→【ポイント5】と
【ポイント6】は
時期的なテーマに
まつわるデータゆえ
昨年まで同週施行の
北九州記念の近10年の
データから記します。
馬齢別・成績を診て
ください。

 

3歳 複勝率19% 1.1.2.17
4歳 複勝率33% 3.2.3.16
5歳 複勝率19% 2.7.1.42
6歳 複勝率15% 3.0.4.39
7歳〜複勝率 3% 1.0.0.29

 

このように7歳上の
ベテランはさすがに
野芝のスピード比べで
苦戦していますが、
斤量で恵まれるハズの
3歳馬が意外に平凡な
成績。むしろ4歳馬の
充実度に押されている
状況です。

 

 

【ポイント6】
オープン特別からの
転戦馬が不振

→昨年まで同週施行の
北九州記念の近10年で、
前走でオープン特別を
使っていた馬は不振。
(2.2.3.44)で
複勝率僅か14%です。

スプリントシリーズを
本気で狙うような馬は
前走で対象レースの
重賞を使いますから、
逆に前走で重賞を
使わずオープン特別を
使っていた馬=今回の
勝負気配で劣っている、
とも言えるのでしょう。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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