『新潟2歳S2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟2歳S」の
穴馬探しを
お届けします。

新潟2歳Sは
8月25日(日)に
行われる2歳重賞。

この世代初の
マイル重賞となります。

さっそく
新潟2歳Sのポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
東京・中京経由組を
毎年要マークだが…

→実はコレが、
新潟2歳Sにおける
最重要項目です。

近10年の
前走コース別の
成績を診てください。

 

東京 複勝率35% 1.5.3.17
中京 複勝率32% 4.2.1.15
————————
福島 複勝率15% 0.2.2.22
阪神 複勝率17% 0.0.1.5
新潟 複勝率13% 5.1.1.48
小倉 複勝率 0% 0.0.0.6

 

 
一目瞭然でしょう。
このように今回と同じ
新潟を走ってきた馬では
なく、東京・中京を
使ってきた馬のほうが
ハッキリ成績優秀です。

特に近年「出走馬の
レベル」が高いのが
夏の東京・中京での
新馬戦。メンバー&
レースレベルが高い。

しかも、東京も
中京も「左回り」で
当レースへの直結性も
(経験値の意味で)
色濃い。

ですから、両場の
レースを使ってココへ
コマを進めてきた馬=
必然的に今回好走の
可能性が高く要マーク、
と言えるワケです。

ただし、今年は
夏の中京・小倉の
開催順が入れ替わり。
そのため中京新馬を
使ってココへ出る馬は
不在となっています。

 

 

【ポイント2】
前走1200~1400m組が
あまり走らない

→コレも重要な
ポイントです。
近10年の前走距離別の
成績を診てください。

 

1200m下 複勝率15% 0.0.3.17
1400m  複勝率 9% 2.2.0.40
1600m  複勝率33% 8.3.5.33
1800m  複勝率27% 0.5.2.19

 

このように
1400m経由馬が
複勝率1ケタ。
1200m経由馬も
連対ゼロと不調です。

芝1200m~
1400m戦の多くは
ハイペースまたは
平均的な持続ラップ。
それに対して、この
新潟2歳Sは外回りの
マイルが舞台。流れは
スローの瞬発力比べ。

好走のために必要な
資質が真逆ですので、
直近で1400m以下の
レースを使った履歴=
むしろ負の履歴となって
しまうのでしょう。

 

 

【ポイント3】
キャリアが多い馬は
かなり厳しい

→近10年の
キャリア別成績は
下記のとおり。
3戦を消化している
「出がらしの馬」は
厳しい状況です。

 

1戦 複勝率26% 7.6.8.61
2戦 複勝率20% 3.4.2.36
3戦 複勝率 0% 0.0.0.12

 

 

【ポイント4】
新潟2歳Sの
「穴」血統は…

→2011年以降に
6番人気以下で穴を
あけた全10頭の
血統を診てください。
▽=父が非サンデー系。
◆=グレイソヴリン持ち。

 

11年3着馬  9番人気 ▽   
12年2着馬 10番人気 ▽  
12年3着馬  9番人気 ▽   
13年3着馬  6番人気 ▽◆ 
14年3着馬  6番人気 ▽  
15年2着馬 12番人気 ◆  
15年3着馬  8番人気 ◆ 
16年2着馬  6番人気 ▽
18年3着馬  8番人気
19年3着馬  8番人気 ▽
23年2着馬 10番人気 ◆

 

このように、▽◆の
どちらかの筋を持つ
馬が穴を空けています。

力が劣る低人気馬が
激走するためには
キレや瞬発力だけでなく、
高次元のスピードを
持続する馬力も必要。

ゆえにパワー含有量が
豊富な馬が多い非サンデー、
またはグレイソヴリンの
血を備える馬が頻繁に
穴を空けている、という
コトのように思います。
昨年の10番人気2着馬も
ハ-ツクライ産駒ゆえ
◆の該当馬。

また上記には無いですが
2020年の10番人気・
4着馬も上記▽◆印の
両方に該当していました。

 

 

【ポイント5】
最終調教の
ラスト1ハロン時計を
チェック

→速い末脚が必要な
当レースですが、
そこで注目したいのが
最終追い切りの
終い1ハロンの時計。

近7年の新潟2歳Sの
出走全馬について
最終追い切りでの
終い1ハロン時計別の
成績を診てください。

 

12.7秒を切った馬   複勝率26% 6.5.7.51
12.8秒以上かかった馬 複勝率 6% 0.1.0.15

 

自動計測開始以前の
データも含むため
正確なデータとは
言いませんが
全体的な「傾向」は
汲み取れるハズです。
最終調教の上がりが
やたら掛かった馬は
厳しい一戦と言えます。

(一昨年は
最終調教を行わずに
出走した「連闘馬」の
ワンツーでした)

 

 

【ポイント6】
前走の「勝ち方」が
大切なレース?

→前走で勝ってココへ
コマを進めてきた馬の、
その前走で2着馬に
つけたタイム差別の
成績を診てください。

 

0秒0    1.3.0.19 複勝率17%
0秒1~0秒5 7.6.6.65 複勝率23%
0秒6以上  2.1.3.10 複勝率38%

 

やはり2着馬につけた
タイム差が大きいほど
複勝率が優秀ですが、
ただ勝ち馬の観点では
0秒1~0秒5ゾーンが
優秀です。

どちらにせよ、前走で
2着馬と同タイムで
勝ち上がってきた馬は
苦戦傾向とは言えます。

 

 

【ポイント7】
さすがに
逃げ切り勝ちは至難

→直線の上がり勝負と
なりがちな当レース。
実際に上がり1位を
記録した馬は近10年で
(6.2.1.1)と90%が
3着内に走っています。

ですから、逆に
逃げ切り勝ちは流石に
至難。2着3着には
残していますが、
近10年で逃げた馬は
(0.2.1.7)です

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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