『阪神カップ2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「阪神カップ」の
穴馬探しを
お届けします。
阪神カップは
12月23日(土)に
阪神芝1400mで
行われるG2重賞です。
1着賞金6700万円。
G1阪神JFを上回る
高額賞金戦です。
土曜施行ですので
さっそく阪神カップの
ポイントを記します。
【ポイント1】
「前走距離」に
注目
→近10年の
「前走距離」別の
成績を診てください。
前走から距離短縮 複勝率27% 6.5.7.50
前走と同距離 複勝率10% 2.1.2.44
前走から距離延長 複勝率13% 2.4.1.48
このように
前走から距離を
短縮してきた馬の
成績が優秀です。
パワーが求められる
タフなレースですが
距離に関しても直近で
長めの距離を使って
いた「スタミナも
程々に備えている」
馬のほうがレースに
対応できている、と
いうコト。
メンバーレベル、
レースレベルとも
上がっている近年は、
よりレースの質が
シビアになったのか、
当傾向が一層顕著に
なっています。
【ポイント2】
「前走着順」にも
注目
→近10年の
前走着順別の成績を
診てください。
前走1着馬 複勝率13% 2.0.1.20
前走2・3着馬 複勝率29% 1.2.4.17
前走4・5着馬 複勝率23% 3.2.1.20
前走6着以下 複勝率14% 4.6.3.85
このように
「前走1着馬」が
きわめて不振です。
当レースは時期的に
短距離・マイルの
G1戦線が落ち着いた
直後、いわば当路線の
オンシーズン最終盤に
行われる一戦ですから、
そんな短距離マイルの
「秋の目標レース」を
全力投球で走って
勝ち切ってきた馬では、
このレースの段階では
余力に乏しい、という
コト。
また下級クラス戦を
前走で勝ち切ってきて
昇級してきた馬では
単純にレースレベル的に
厳しくなるのでしょう。
つまり、阪神カップは
前走1着馬の好走が
難しくなる「事情」が
あるレースなのです。
【ポイント3】
「前走の格」にも
注目
→近10年で
前走重賞出走馬と
非重賞出走馬では
大きな成績差が
出ています。格が
効く真正G2らしい
現象と言えます。
前走で…
重賞出走 複勝率22% 8.7.9.87
非重賞出走 複勝率 7% 2.1.1.52
※地方海外除く
【ポイント4】
関東馬が大健闘
→近10年の
東西所属別成績は
下記のとおりです。
関東馬 複勝率22% 5.3.2.32
関西馬 複勝率16% 5.7.9.110
このとおり関東馬が
好アベレージ。
この時期の中山には
芝1400m戦の設定が
ありません。ですから
当距離にこだわって
西下してくる関東馬の
勝負気配は強い、と
いうコトでしょうか。
ただ、春の阪急杯も
同じように関東馬が
健闘していますから、
阪神芝1400m重賞=
伝統的に関東馬に合う
レース条件、という
コトかもしれません。
【ポイント5】
1番枠が苦戦
→近10年で1番枠の
馬が(0.0.1.9)と
連対していません。
【ポイント6】
最終調教の強さに
注意
→近6年の最終調教の
「強さ」別・成績は
下記のとおり。
馬なり 複勝率21% 5.1.2.30
強め 複勝率25% 0.5.2.21
一杯 複勝率 8% 1.0.2.35
一杯に追われた馬の
成績が際立って低調。
シーズン終盤で体が
すっかりデキていないと
おかしい時期なのに
あえて一杯に追われた
ような馬には、太目が
残っている、体がデキて
いないなどの不安点が
あるのでしょう。
以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
———–
阪神カップ ポイント2・3 該当馬
【ポイント2/前走1着馬】 ▼軽視馬として 3頭
アサヒ
ウイングレイテスト
ママコチャ
【ポイント3/前走非重賞出走】 ▼軽視馬として 4頭
アサヒ
グレイイングリーン
ミッキーブリランテ
ルプリュフォール
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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