『日高の育成牧場ファンタストクラブと、外厩で馬を狙う際のキモ』高橋広治

 

こんにちは、高橋広治です。

 

よろしくお願いいたします。

 

外厩情報を中心に、競馬をいろいろな角度から分析し、

あなたの収支に役立つ情報を提供しております。

 

今回は、北海道日高にある育成牧場、ファンタストクラブについて

調べてみたいと思います。

 

ファンタストクラブの歴史は古く、平成元年に設立されました。

 

初期の活躍馬にはホワイトストーン、タケノベルベットに、ホクトベガ、マチカネタンホイザなどオールドファンにはたまらない名前がズラリ！

 

改めて、ファンタストクラブの歴史と伝統を感じずにはいられません。

 

そんなファンタストクラブは、こと施設面においても、ノーザンに負けず劣らずの充実な設備を整えております。

 

北海道の大自然をフルに使った広大な芝コースに、屋外と屋内の2種類の坂路コース、また大小2種類のダートコースなど、設備面でのアドバンテージは計り知れません。

 

毎年夏には函館競馬、札幌競馬が行われますが、それらの開催時には主に日高系の馬の外厩的役割も担っているそう。

 

そんなファンタストクラブに結びつきが深い調教師が、日高系のドンと言っても良い昆貢調教師。

 

昆師は、短期放牧は淡路島のヒイラギ淡路を使い、しっかり休養させたい馬は北海道のファンタストクラブを使う傾向。

 

またこのファンタストクラブは、しっかりとしたオフィシャルサイトがあり、牧場の概要や活躍馬、設備面といったものから今週のレース出走馬や成績まで随時チェックできますので、興味のある方はぜひ覗いてみて下さい。

 

それではファンタストクラブ上がりの馬の次走成績を見てみましょう。(近1年間)

 

 

外厩	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
ＦＣ	10- 13- 7-126/156	6.4%	14.7%	19.2%	76	63

 

いかがでしょうか？

 

いくら設備面が充実していると言っても、預託馬は日高の馬ばかり。

 

この成績も致し方ないでしょう。

 

では性別ごとに分けたものがコチラです↓

 

 

ブリンカー他	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
牡・セン	8- 9- 6- 75/ 98	8.2%	17.3%	23.5%	115	87
牝	2- 4- 1- 51/ 58	3.4%	10.3%	12.1%	9	21

 

いかがでしょうか？

 

ハッキリ狙い目が示せましたね。

 

ファンタストクラブ上がりの馬は牡・セン馬に狙いを絞った方が良さそう。

 

そういえば結びつきが強い昆師管理馬も、牝馬より牡・セン馬の活躍が目立ちます。

 

2019年は思わぬ不振を極めた昆師も、今年はここまですでに5勝。

 

少し前になりますが、1/13(月)京都9Ｒは、ファンタストクラブ上がりの昆師管理馬、ヒルノマゼランが勝ち、単勝2620円の高配当でした。

 

手前味噌ですが私はこのホットラインにすでに目をつけており、中穴ゲットとなった訳ですが。

 

蛇足ですが的中馬券です↓

 

外厩と一言で言ってもしがらきや天栄、グリーンウッドや宇治田原などの主要外厩もあれば、最近私が毎週地味に紹介しているような、今回のファンタストクラブや前回のケイアイＦ千葉など、中小規模の外厩もまだまだいっぱいあります。

 

そんな中小規模の外厩ほど、特定の調教師と密な関係を築いている事はお気づきでしょうか？

 

その関係は主要外厩のそれよりも強固と言っても過言ではありません。

 

その密な関係は、時に大きな力となり、しがらきや天栄の馬だって凌駕するときもあるという事。

 

私は中小の外厩を紹介するときは、必ずと言って良いほどその外厩に密接している調教師(ホットライン)を紹介しているので、もし時間のある時に見返してもらっても、まったく損ではないと思います。

 

または、あなた自身でホットラインを調べていくか。

 

どちらにしても、外厩で狙いを立てる際は、ホットな関係にある調教師まで調べておく事が、成功への近道へと言えるでしょう。

 

今回の記事は以上です。

 

ぜひ参考にして下さい。

 

ありがとうございました。