『長距離と短距離の違いはここだ』嶋原崇

今週は天皇賞(春)が行われます。
そんな長距離レースにも使える
短距離と、長距離の違いについて調べてみました。
芝のレース
過去3年を対象にしています。
それでは、比べていきましょう。
①人気比較
長距離は
1番人気、2番人気馬が信頼度高い。
短距離は出遅れ、展開など
一瞬の駆け引きで着順が変わるのに対して、
長距離は巻き返しが効くという裏付けでもありますね。
②馬体重比較
競走馬は、馬格のある馬が好走率が高いというデータは皆様ご存じかと思いますが、
長距離になると
ほとんど馬格の差は、なくなりますね。
長距離ランナーと短距離の筋肉質のスプリンターを比較すれば
イメージはつきやすいかと思います。
③上がり3F
上がり3Fは
短距離の方が重要かと思いましたが、意外や意外。
長距離の方が重要でした。
それだけ最後の直線で余力があるか?
そこが大きなカギをにぎります。
④馬番
複勝率で比較
短距離の方がロスの少ない内が有利かと思いましたが、
逆でした。
長距離で大外と内枠だと
走った距離が全然違うという事が、
しっかりと数値に現れていました。
まとめ
長距離と短距離の違いは?
・上位人気の信頼度が長距離の方が遥かに高い
・短距離の方が馬格があった方が良いが
長距離では馬格は求められない
・長距離になるほど、最後の末脚が求められる。
・長距離になるほどロスの少ない内枠が有利である。
その他データ
長距離は騎手の割合が大きいと言いますが
ルメール騎手、川田騎手は破格です。
田辺騎手、吉田隼騎手、和田騎手が
回収率が優秀。
天皇賞は川田騎手、ルメール騎手が騎乗する、
ボルドグフーシュ、ジャスティンパレス
に注目しましょう。
今週は、以上です。
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