『単勝オッズ50倍以上の馬を撃墜してみよう!』田中洋平

 

4月22日、土曜日の東京10レース、

晩春Sの勝ち馬はカルリーノで、単勝の配当は12930円。

 

同じく土曜日の福島10レース、

尾瀬特別の勝ち馬であるヴィブラフォンの単勝配当は7190円。

 

さらに4月23日、福島2レース、

勝ち馬のキュベリンの単勝配当は3390円でした。

 

この3頭の穴馬に共通することは、

前走7着だったこと。

 

今回の出走メンバーの層の厚さもあるので、

ケースバイケースではありますが、

前走7着は、そこまで悪い着順ではないと思います。

 

ましてや、

晩春Sのカルリーノのように、単勝万馬券になる着順ではない。

 

このように感じます。

 

まー実際、カルリーノは単勝万馬券になっているので、

現実としてちょくちょく起こっている事象なんでしょう。

 

ということで、

TARGETで単勝50倍以上になっている馬の、

前走着順を調べてみました。

 

すると、前走2着だった馬でも、

今回のレースで、単勝50倍以上になっている馬がけっこういる。

 

えー!前走2着でも、そんなにオッズが付くんかよ!

 

と思って過去成績を精査してみると、

前走地方競馬で2着だった馬が紛れていました。

 

それなら、納得。

 

あとは前走、若葉賞で2着、

そこから皐月賞に出走して単勝259.1倍で16着。

 

これは今年の皐月賞のラスハンメルのケース。

 

同じくフィリーズレビューで2着だったムーンプローブも、

次の桜花賞で単勝250.6倍で、結果は17着に敗れました。

 

このパターンは、

前走の着順が2着でも、次走で人気にならないことはある。

 

これも、納得。

 

ということで、

検証するデータを未勝利、1勝、2勝、3勝クラスに限定しました。

 

あとは未勝利戦が終わってしまって、

JRAで走りたいがために、1勝クラスに格上挑戦する。

 

こんなパターンも、排除しないとダメですね。

 

じゃーん!

 

 

けっこうスゴイ成績になると予測してましたが、まったくダメ。

 

なので今回のクラスを見てみると、

3勝クラスの成績と、回収率がいい感じです。

 

 

なので、3勝クラスだけを抜き出して、

前走の着順別の成績をみてみましょう。

 

 

前走10着くらいまでは、狙えそうな気もします。

 

ではまとめましょう。

 

・今回3勝クラス

・今回の単勝オッズが50倍以上

・前走2~10着だった

 

この3つの条件をクリアすると、

 

勝率1% 連対率3% 複勝率4%

単勝回収率108% 複勝回収率60%

 

なんとか単勝回収率100%を超えました。

 

しかし勝率は1%台なので、

100頭に1頭ちょっとしか勝たない。

 

わざわざ狙うには、ちょっと厳しいかもしれませんね。

 

ちなみに4月22日、土曜日の東京10レース、

晩春Sは3勝クラスですが、

単勝配当12930円だったカルリーノは含まれてません。

 

なので、もっと単勝回収率がハネると思いますが、

どちらにせよ、狙い撃つのは厳しいかなという印象です。

 

今回の条件にもう1つか、2つくらい、

穴馬を厳選するファクターがあれば、穴馬撃墜作戦に昇華するかもしれません。

 

ぜひ検証してみてください。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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