『日経新春杯2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「日経新春杯」の
穴馬探しを
お届けします。
日経新春杯は、
1月14日(日)に
今年は京都に舞台を
戻して行われる
伝統の古馬G2重賞。
早速、京都施行の
当レースのポイントを
お伝えしましょう
なお、今回は
中京で行われた
2021年~2023年を
除く、2020年以前の
近10年データから
お伝えします。
【ポイント1】
明け4歳馬に
要注目か
→京都で施行された
2011~2020年の、
馬齢別・成績を
診てください。
4歳 複勝率39% 8.4.1.20
5歳 複勝率27% 1.4.4.24
6歳 複勝率22% 1.2.5.28
7歳上 複勝率 0% 0.0.0.34
このように4歳馬が
好アベレージ。特に
勝利数は断トツです。
極寒期のハンデG2に
出走してくるような
ベテラン馬=恵まれた
ハンデだけが頼りの
頭打ち状態の馬が多い
いっぽう、4歳馬は
賞金不足でG1等には
まだ出ていないものの
目下の進境は著しく、
賞金上積みへの意気も
高い馬が多いコトが、
当現象の要因でしょう。
【ポイント2】
「上がり馬」に
要注目
→京都で施行された
2011~2020年の、
前走別・成績を
診てください。
G1 複勝率26% 6.1.0.20
G2 複勝率13% 0.1.0.7 (ア共和国杯)
G2 複勝率28% 1.0.4.13 (ア共和国杯以外)
G3 複勝率14% 0.4.1.30
オープン 複勝率 5% 0.0.1.20
条件戦 複勝率33% 3.5.3.22
このようにG3経由組、
オープン組が低調。
ココは腐ってもG2。
相手が軽いレースを
あえて直近で使って
いたような馬では
そもそもの格が
足りないのでしょう。
そのような馬よりは、
条件戦から上がってきた
上がり馬の方が狙える、
というワケです。
前走条件戦組は複率33%。
なおG2組に関しては
ココへの間隔が空く
ア共和国杯組だけが
低調。それを除くと
好アベレージです。
【ポイント3】
なぜか
馬ナリ調教馬が
走っていない
→当データに限って
中京施行年も含めた
ココ5年の結果から
お伝えします?
最終調教の強度別の
成績を診てください
馬ナリ 複勝率11% 1.0.1.17
強め 複勝率20% 2.2.1.20
一杯 複勝率26% 2.3.3.23
この類のデータは
「馬ナリ」馬の成績が
良い事が大半ですが
当レースは例外。
最終調教の強度が
強かった馬ほど
走っているのです。
体が絞れない極寒期。
しかも古馬戦ですから
馬ナリ調教であまり
絞り切れていない馬が
多く、それが結果に
影響しているのかも
しれません。
なお「一杯」馬は
複勝回収率172%。
馬券妙味もココから
出ています。注目。
【ポイント4】
関東馬が
全く穴をあけないレース
→京都で施行された
2011~2020年の、
東西別・成績を
診てください。
関西馬 複勝率22% 9.10.8.97
関東馬 複勝率16% 1.0.2.16
複勝率で大差は
ついていませんが、
じつは馬券圏に
好走した関東馬3頭=
下記のようにすべて
上位人気馬。
17年 モンドインテ 3着 4番人気
19年 グローリーヴ 1着 1番人気
19年 シュベルミエ 3着 3番人気
19年は1・3着でしたが
1・3番人気。人気通り
走ったにすぎません。
ということで、
馬券圏に好走した
5番人気以下の穴馬は
近10年で9頭ですが
すべて関西馬。
ですので、馬券の
妙味を求めたい場合は
地元関西馬への注目が
良策と言えます。
【ポイント5】
基本は
軽ハンデ馬が
苦戦するレース
→京都で施行された
2011~2020年の、
ハンデ別の成績を
診てください。
57キロ上 複勝率18% 1.0.2.14
56キロ 複勝率35% 2.5.4.20 (56.5キロ含)
55キロ 複勝率24% 4.2.1.22
54キロ 複勝率13% 1.2.0.21
53キロ下 複勝率14% 2.1.3.36
54キロ以下の
軽量馬が低調です。
当レースに限らず
近年のハンデ重賞=
極端なハンデ差が
つかないため、
力で大きく劣る馬が
軽ハンデを味方に
快走するケースが
減っています。
近年の当レースでも
実力上位馬が極端に
重いハンデをあまり
背負わず力通りに
好走できているため、
軽ハンデ馬の出番が
減っているのでしょう。
ただ、2017年~
2020年に限ると
54キロの馬が2頭、
53キロ以下が4頭、
馬券に絡みました。
京都開催のその4年は、
メンバーが特に弱く
なった印象の期間。
メンバーがあまりに
弱くなると、さすがに
軽ハンデ馬も台頭する
ようになる…という
コトかもしれません。
なお現在は斤量の
全体概念が上記から
各1キロずつ、重く
なっています。
以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
———–
日経新春杯 ポイント2・4 該当馬
【ポイント2/前走条件戦組】 1頭
リビアングラス
【ポイント4/関東馬】 ▼軽視馬として 5頭
シンリョクカ
ナイママ
ハーツイストワール
ハーツコンチェルト
ブローザホーン
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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