『ユニコーンS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ユニコーンS」の
穴馬探しを
お届けします。

ユニコーンSは
4月27日（土）に
京都で行われる、
東京ダービーの
トライアル戦です。

今年から
中央・地方統一の
「3歳ダート3冠」が
創設されました。

3歳ダート3冠＝
4月24日・羽田盃、
6月5日・東京ダービー。
10月2日・JDクラシック。

全て大井競馬場で
行われますが、
今年から全てに
JRA馬が出走できる
ようになりました。

そして、今年から
このユニコーンSは
東京ダービーの
トライアルレースに
指定され、今年の
場合は（地方馬の
出走が無いため）
当レースで1着に
なったJRA馬に、
東京ダービーの
優先出走権が
与えられるコトに
なりました。

昨年までは東京の
マイルで行われていた
当レースですが、
今年からは京都の
1900mに舞台も移行。

ですので、
昨年までのデータは
まったく使えません。

そこで今回は、昨年に
開催が再開されて以降、
先週終了時までの
京都ダート1900mに
関する基本データから
5点お伝えします。

【ポイント1】
今は
ドレフォンの庭？

→まずは昨年～今年の
京都ダート1900mの
種牡馬別・成績を
診てください。

ドレフォン　　　　　　複勝率53％　4.2.3.8
キズナ　　　　　　　　複勝率33％　0.3.3.12
ホッコータルマエ　　　複勝率32％　2.3.1.13
ロードカナロア　　　　複勝率25％　1.0.0.3　
リアルスティール　　　複勝率20％　0.0.1.4　
レイデオロ　　　　　　複勝率17％　1.0.0.5
シニスターミニスター　複勝率14％　1.0.0.6
マジェスティックウォ　複勝率12％　0.1.1.15
キタサンブラック　　　複勝率 0％　0.0.0.2
クリエイター２　　　　複勝率 0％　0.0.0.3

今年出走予定の馬の
父を中心に記しました。
ドレフォンがとにかく
走っています。人気が
低めの馬の快走も多く
複勝回収率は128％。
スタミナ・スピード・
パワーのすべてが
バランス良く必要な
京都ダート1900mは
まずはドレフォンに
注目、なのです。

不振組はレイデオロ、
シニスターミニスター、
マジェスティックウォリアー。
スタミナや底力が
足りない感じの面々が
下位を占めた印象です。
キズナは複勝率こそ
安定しているものの
勝ちがありません

【ポイント2】
前走の位置取りに
注目すると…

→続いて前走の
4角別・成績を
診てください。

先頭　　　　複勝率32％　6.4.1.23
2番手　　　複勝率34％　7.7.4.35
3～4番手　複勝率25％　5.6.6.50
5～7番手　複勝率28％　10.9.8.69
8～10番手　複勝率16％　2.4.10.81
12番手以降複勝率14％　4.3.5.71

このように前走で
4角7番手以内に
つけていた馬に
ついては、前走が
何番手でも大きな
差はありませんが、
8番手以降になった
途端に成績が急落。

前走で8番手以降に
つけていた馬は
ワンポイント減点の
評価で、ちょうど
良さそうです。

【ポイント3】
馬体重が重いほうが
走れるコース

→次に馬体重別の
成績を診てください。

474キロ下　　　複勝率16％　4.6.9.101
475～499キロ　複勝率22％　10.14.9.117
500キロ上　　　複勝率29％　20.14.16.122

これも傾向は明白。
体重の重い馬のほうが
キレイに好成績で、
474キロ以下の馬と
500キロ以上の馬では
倍近く好走する確率が
違うことになります。

これが、全コース・
全距離合計ですと
474キロ以下の馬と
500キロ以上の馬で
好走率の差はここまで
大きくありません。
（複勝率差5％ほど）
しかしパワーも必要な
当舞台では大きな馬格が
さらによく効く、と
いうコトなのでしょう。

【ポイント4】
注目の
調教メニューは？

→最終調教の場所＋
内容別の成績を診て
ください。

栗東・坂路・馬ナリ　複勝率20％　8.9.3.79
栗東・坂路・強め　　複勝率22％　4.1.5.36
栗東・坂路・一杯　　複勝率20％　6.6.9.82
栗東・ＣＷ・馬ナリ　複勝率22％　2.3.3.29　
栗東・ＣＷ・強め　　複勝率52％　4.5.3.11
栗東・ＣＷ・一杯　　複勝率29％　8.5.5.45
————————————
美浦・坂路　　　　　複勝率33％　0.1.2.6　
美浦・ウッド　　　　複勝率24％　2.3.1.19　　　　

注目は、栗東の
Cウッドで強め～
目一杯の負荷を
かけられた馬の
成績が良好なこと。

普通、このテの
集計データでは
馬ナリ追いの馬の
アベレージが高めに
出るのが通例ですが、
京都ダート1900mは
ちょっと違います。
タフな質の舞台だから
なのか、最終追いでも
負荷のかかるCウッドで
負荷の掛かる強度の
追い切りをこなして
きた馬に分がある…
というワケです。

【ポイント5】
配当妙味で
注目するなら関東馬？

→東西所属別の
成績を診てください。
このように東西で
成績差はありません。
関東馬が大健闘。

関東馬　複勝率25％　2.4.4.30
関西馬　複勝率23％　32.30.30.310

さらに要注目は
複勝回収率です。
関東馬は、なんと
198％。人気薄の
馬がバンバン走って
いるのです。
関東馬の印が総じて
薄くなりがちな事も
この傾向を助長して
いるのでしょう。

———–
ユニコーンS　　ポイント1・5　該当馬

【ポイント1／ドレフォン産駒】　2頭
　　ハーバーライト
　　ミッキーファイト

【ポイント5／関東馬】　6頭
　　アラレタバシル
　　オウケンシルヴァー
　　サトノエピック
　　ピュアキアン
　　ラオラシオン
　　ミッキーファイト

以上です。

シベリアン