『AJCC2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「AJCC」の
穴馬探しを
お届けします。

AJCCは
1月21日(日)に
行われる、伝統の
古馬G2重賞です。

早速、AJCCの
ポイントを
7つお伝えします。

なお、昨年は
ノースブリッジを
会員様に単独推奨。

4番人気でしたが
勝ちましたので、
昨年に用いた項目も
引き続き使って話を
進めていきます。

【ポイント1】
最終調教の
「コース」に注目

→AJCC最大の特徴は
コレかもしれません。

近7年の出走全馬の
最終調教における
コース別・成績を
診てください。

ウッド・ポリ 複率29% 6.5.6.42
坂路     複率12% 1.2.1.30

このように
坂路組がかなり苦戦。
特に1着は、大半が
トラック組です。

総合力勝負のタフな
中山芝2200mでの
重賞レース。しかも
馬場が使い込まれた
連続開催の最終週に
行われますからより
タフで、調教的にも
トラックで追われた
馬のほうに分がある
傾向が明確です。

極寒期に坂路追いでは
絞れず、長めの距離を
走る当レースで、その
点が響いているのかも
しれません。

【ポイント2】
前走の距離を
まずチェック

→近10年で、前走の
距離が1800m以下の
馬は(0.0.1.17)、
複勝率6%と壊滅的。

上がりが掛かる
要スタミナレースゆえ
前走でそんな距離を
使ってきたような馬では
そもそもの耐久力量で
厳しいのでしょう。

【ポイント3】
好走確率が低い
4つの前走履歴

→近10年の前走別・
成績を診てください。

菊花賞     複勝率40%  1.3.0.6
有馬記念    複勝率17%▼ 2.0.0.10
その他G1   複勝率27%  2.0.2.11
——————————
ステイヤーズS 複勝率10%▼ 1.0.0.9
アルゼンチン共 複勝率13%▼ 0.0.1.7
その他G2   複勝率25%  1.0.1.6
——————————
中山金杯    複勝率13%▼ 0.1.1.14
その他G3   複勝率39%  1.5.3.14
——————————
非重賞     複勝率10%▼ 1.1.2.35

このように上記▼印の
各レース=有馬記念、
ステイヤーズS、
アルゼンチン共和国杯、
中山金杯、非重賞を
使ってきた馬の成績が
低調です。

有馬記念を使った馬=
目イチG1から間がなく
デキが戻っていない。

ステイヤーズSを
使った馬=距離適性が
極端に不適。

アルゼンチン共和国杯を
使ってきた馬=間隔が
空きすぎて調整至難。

中山金杯を使ってきた
ばかりの馬?に間隔が
中2週以下と詰まりすぎ。

また、前走非重賞を
使ってきたような馬=
別定G2のAJCCでは
さすがに敷居が高い。

それぞれ、そのような
比較的分かりやすい?
理由からあまり成績が
伸びていないと診ます。

【ポイント4】
逃げ残れないレース

→近10年の逃げた馬は
(1.0.1.8)。15年の
クリールカイザー以降、
1着馬は出ていません。

【ポイント5】
明け4歳馬に
妙味ナシ

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。

4歳  複勝率36% 2.4.3.16
5歳  複勝率25% 3.1.3.21
6歳  複勝率24% 4.2.3.29
7歳超 複勝率  9% 1.3.1.49

このように
4歳のアベレージが
抜けています。

しかし「穴」の観点で
見ると、ハナシは逆。
むしろ5歳以上に注目。

というのも4歳馬は
「人気馬」しか
好走しないのです。

近10年の当レースで
馬券圏に好走した
4歳馬9頭の人気順を
診てください。

1~3番人気  7頭
4・5番人気  1頭
6番人気以下   1頭

このように
上位人気馬ばかりです。

逆に、5歳以上の
近10年好走21頭の
「人気順」は以下の
ように穴馬が多め。

1~3番人気  7頭
4・5番人気  6頭
6番人気以下   8頭

つまりAJCCでは、
フレッシュ感の強い
明け4歳馬に過剰に
票が入る傾向があり、
妙味はむしろ5歳超の
馬が連れてきている、
というコト。

穴をされる方は、
この点を意識したい
ところです。

【ポイント6】
関西ジョッキーの
東上は要マーク

→昨年の推奨馬・
ノースブリッジが
まさにこのパターンに
該当していましたが
AJCCは「関西の
騎手」が乗った馬が
好成績です。

近10年の、騎手の
東西所属別成績を
診てください

関西ジョッキー 複勝率36% 5.4.1.18
関東ジョッキー 複勝率16% 5.5.6.87

1月の古馬G2に
わざわざ中山まで
遠征して乗りに来る
関西ジョッキーの馬=
それだけ勝負気配が
高いのでしょう。

特に、関西の騎手が
関東馬に乗った時は
10走(3.2.1.4)、
なんと複勝率60%と
驚異的な成績です。
16年ディサイファ、
20年ブラストワンピース、
昨年ノースブリッジがV。
それぞれ武豊・川田・
岩田康成騎手でした。

【ポイント7】
牝馬は苦しい

→前述したとおり
タフな要素の多い
レースですから牝馬は
基本的に苦しい。
近10年(0.0.1.6)と
連対がありません。

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
AJCC ポイント6・7 該当馬

【ポイント6/関西のジョッキーが騎乗予定】 1頭
  ボッケリーニ

【ポイント7/牝馬】 ▼軽視馬として 1頭
  モリアーナ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


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