『フェブラリーS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フェブラリーS」の
穴馬探しを
お届けします。

フェブラリーSは
2月18日(日)に
東京ダート1600mで
行われる今年最初の
G1レース。

ウシュバテソーロ・
レモンポップの
ダート両横綱は
24日のサウジCに
出走するため不在も、
地方の強豪3頭や
芝重賞勝ち馬など
バラエティに富んだ
メンバーが揃いました。

早速、当レースの
ポイントを6つ、
お伝えしましょう。

【ポイント1】
35頭出走して
(0.1.0.34)の
魔の血統データ

→近10年の勝ち馬・
10頭の「父」内訳を
診てください。

14年 コパノリッキー  ゴールドアリュ-ル産駒
15年 コパノリッキー  ゴールドアリュ-ル産駒
16年 モ-ニン     ノ-ザンダンサー系
17年 ゴールドドリーム ゴールドアリュ-ル産駒
18年 ノンコノユメ   ミスプロ系
19年 インティ     ミスプロ系
20年 モズアスコット  ノ-ザンダンサー系
21年 カフェファラオ  ミスプロ系
22年 カフェファラオ  ミスプロ系
23年 レモンポップ   ミスプロ系

このように、傾向が
かなり偏っています。
近6年のうち5年が
父ミスプロ系の勝利。

近10年でも
ノーザンダンサー系、
ミスプロ系、そして
ゴールドアリュールの
産駒しか勝っていません。

つまり
ゴールドアリュールを
除いた父サンデー系=
近10年で未勝利という
ワケですが、じつは
3着以内に走ったのも
近10年でたった1頭。
近10年(0.1.0.34)、
なんと複勝率3%です。

当レースへの適性が
全般的に高い系統と、
適性がものすごく低い
「ゴールドアリュールを
除いた父サンデー系」に
大きく分かれているG1、
と言えそうです。

【ポイント2】
好走のための必須条件
「芝スタートの
ダート戦」での実績

→前述のように、
今年は地方所属馬や
芝路線の馬が多く
出走する異例の年。

ですから当傾向は
いっそう、キモと
なるかもしれません。

近10年出走馬の
「芝スタートの
ダート戦で
3着以内に好走した
実績があった馬/
無かった馬」別の
成績を診てください

ある馬 複勝率20% 8.9.9.102
無い馬 複勝率13% 2.1.1.26

このように
「芝スタート」の
ダート戦で好走した
実績が無かった馬の
アベレージが低調。

しかも上位人気の
該当馬が結構圏外に
崩れています。
テイエムジンソク、
オーヴェルニュらが
該当馬で散りました。

芝スタートのダート戦=
ダート馬にとっては
特殊性が高くて厄介な
シロモノ。

そもそも芝への適性が
低いためダート路線に
転じてきたのに、また
芝の上を走らされて
しまうワケですし、この
フェブラリーS=そんな
芝スタートダート戦の
最高峰レース。

ゆえに「スタートの
芝を乗り切る耐性」を
備えているか否かが
他のレース以上に肝要。

芝スタートのダートで
好走した事が無い馬は
少し苦しい、という
ワケです。しかも今年は
メンバー構成上、この
項目に該当してしまう
馬が多くなっています。

【ポイント3】
魔の1枠

→これもかなり重要。
東京ダート1600m=
序盤からモマれやすい
内枠が不利と言われて
いますがこのレースは
その傾向が、いっそう
顕著です。

近10年「枠別」の
成績を診てください。
2~8枠はすべて
複勝率20%台ですが、
1枠だけ全滅。

1枠 複勝率  0% 0.0.0.19
2枠 複勝率26% 3.0.2.14
3枠 複勝率20% 1.1.2.16
4枠 複勝率20% 2.1.1.16
5枠 複勝率25% 0.2.3.15
6枠 複勝率20% 2.0.2.16
7枠 複勝率20% 2.2.0.16
8枠 複勝率20% 0.4.0.16

これほど極端ですので
もはや理由を考える
必要さえない感じです。
今年も1枠に入った馬、
どんなに実力・適性が
優れているとしても
推奨扱いはしません。

【ポイント4】
最終調教が
坂路馬ナリで伸びた
関西馬が妙味?

→近5年の調教に
関するデータから
ご紹介。

最終調教が栗東坂路、
しかも馬ナリ追い、
しかも終い1Fが
12.5秒より速かった
馬は近5年で10頭が
出走していました。

その10頭の成績を
診てください。

19年 インティ      1着 1人気
    ゴールドドリーム  2着 2人気
    オメガパフューム  10着 3人気
    クインズサターン  11着 10人気
    ノボバカラ     12着 12人気
20年 ケイティブレイブ  2着 16人気
    ミッキーワイルド  16着 12人気
21年 ワンダーリーデル  3着 8人気
    エアアルマス    5着 10人気
    ソリストサンダ-  8着 5人気
    スマートダンディー 12着 16人気
22年 ソダシ       3着 4人気
    ソリストサンダ-  4着 6人気
    テオレーマ     14着 10人気
23年 メイショウハリオ  3着 4人気

〈1.2.3.9〉複勝率は
40%と堅調級ですが、
注目は複勝回収率。

ケイティブレイブの
激走があったとはいえ
232%。その20年を
抜いて計算したとしても
同102%ですので
ココが妙味を提供して
いるゾーンと言えます。

タフな栗東坂路で
馬ナリ追いなのに
終いが伸びた馬=
スピード&パワーを
多く要するタフな
このレースで走れる
可能性が高まる、と
いうコトでしょうか。

昨年は唯一の該当馬・
メイショウハリオが
堅調に3着でした。
今年も該当馬の出走が
無いか注目します。

【ポイント5】
7歳以上の馬に
勝利ナシ

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
7歳以上の馬は成績が
低調で、特に勝利が
1度もありません。

4歳 複勝率24% 4.1.1.19
5歳 複勝率33% 4.4.4.24
6歳 複勝率18% 2.1.3.27
7歳 複勝率  9% 0.4.2.58

「勝ち切る」ことを
期待して馬を選ぶなら
6歳以下の馬から、と
いうコトになります。

【ポイント6】
牝馬は苦しい

→近10年(0.0.1.12)、
複勝率8%。タフな
レースだけに牝馬は
基本的に苦労します。

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
フェブラリーS   ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/ゴールドアリュール除いた父サンデー系】▼軽視馬として  4頭
  ウィルソンテソ-ロ
  ガイアフォース
  ドンフランキー
  ベルダーイメル
   ※父父ゴールドアリュールの馬は除く

【ポイント2/芝スタートのダート戦で3着以内ナシ】 ▼軽視馬として 11頭
  ガイアフォース
  カラテ
  キングズソード
  サンライズアリオン
  サンライズホーク
  ジャスティンカフェ
  シャンパンカラー
  スピーディキック
  ドゥラエレーデ
  ペプチドナイル
  ミックファイア

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

話題作のフュージョンワンをプレゼント

これをお読みのあなたに、以下のような気持ちがあるなら、

「とにかく競馬で勝てるようになりたい」

「的中率が高くなる方法が欲しい」

「予想をもう一度勉強したい」

この無料レポートを強くオススメします!