『優駿牝馬のデータ考察』西城つよし
おはようございます。
待ちに待ったオークスが、
明日に迫ってきましたね。
今年もレベルの高い牝馬が集まり、
本当に楽しみなレースになることは間違いありません。
そんな今年で79回の歴史を持つオークスの、
データ考察をしていきますので、
頭の片隅に入れていただければと思います。
昨年はソウルスターリング、
2016年にはシンハライトと、
2年連続で内枠に入った馬が女王に輝きましたので、
まずは枠順から調べてみます。
ここ10年データを見ると、
そこまで有利不利がハッキリとはありませんが、
1枠~3枠を内枠、4枠5枠が中枠、
6枠~8枠を外枠に分類すると、
外枠で勝利したのが、
2012年のジェンティルドンナまで遡ります。
つまりここ5年は外枠での勝ちがないのを踏まえると、
ポイントの1つになるかもしれません。
騎手での注目は2015年~2017年、
東京競馬場で行われた重賞戦で、
【13-16-4-27】
と安定の強さを維持しているルメール騎手。
かなり高い確率で連対してきます。
今年、東京競馬場で行われた全レースを見ても、
騎手の中でも1番の勝ち星を上げていて、
【25-11-13-37】と安定感は抜群。
戸崎騎手も今年【18-20-17-80】
と関東の騎手では信頼度が高い。
東京開催ではありますが、
勝率は関西馬のほうが高いので、
ぜひ戸崎騎手には頑張ってほしいです。
前走着順を見てみると、
前走1着馬が【6-3-2-41】
と、前走も見せている実力をしっかり出してくれています。
種牡馬ではディープインパクト産駒が過去10年で、
【3-3-3-16】
差し、追い込み馬の勝率が高いことを考えれば、
ラストの末脚勝負では、
やはり強さを発揮している傾向ですね。
最後に戦数(キャリア)でみると、
4戦【3-3-3-19】
5戦【4-3-1-24】
6戦【3-0-1-32】
と前走までで4戦~6戦が、
活躍しているピークということが分かります。
ここも絞り込めるポイントになるのではないでしょうか。
桜花賞馬アーモンドアイ、
2歳女王ラッキーライラックはもちろん。
この2強と、
未だ対決をしていないサトノワルキューレは、
2400mの経験を優位に活かせるはず。
もちろんマウレアやリリーノーブルといった、
実力馬もいます。
第79回優駿牝馬も、
豪華なメンバーが揃いましたので、
レベルの高い戦いに注目し、
興奮しながら楽しみましょう。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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