『第85回東京優駿のデータ考察』 西城つよし
おはようございます。
先週のオークス、
とにかくアーモンドアイが強すぎました。
トビが大きく長い脚は、
東京の長い直線で絶大な威力をみせつけ、
今後ますます期待が大きくなってしまうレース内容でしたので、
ゆっくり休んで秋の3冠達成を期待したいです。
そして明日は、
こちらも楽しみにしていました日本ダービー。
全てのホースマンの夢である最高峰のレースが、
迫ってきました。
昨年はレイデオロがスローペースの流れを読み切った、
ルメール騎手の好騎乗により勝利。
馬の能力だけでは、
勝利できないことをしっかりと見せてくれましたね。
そんな今年の日本ダービーは、
例年より予想が難しいレースになりそうです。
昨年、一昨年と1番人気~3番人気が、
馬券圏内と固い決着になりましたが、
今年は昨年の最優秀2歳牡馬ダノンプレミアムが、
怪我明けで万全かどうか疑問が残り、
ジャンダルムやステルビィオは、
ダノンプレミアムが怪我のため回避した皐月賞で完敗。
そんな中、出走メンバーには京都新聞杯を制した、
ステイフーリッシュ、
青葉賞を勝利したゴーフォザサミット、
まだ負けていないブラストワンピースも気になるところ。
このように混戦ムードが漂う中、
やはり注目は過去10年で3勝挙げている、
ディープインパクト産駒と、
2勝挙げているキングカメハメハ産駒になるでしょう。
今年の東京芝のレースでも、
ディープインパクト産駒が、
【16-14-18-103】
キングカメハメハ産駒が、
【6-3-6-25】
と東京競馬場との相性が良く、
この2頭の血統から狙うのがベストかなと思います。
次に枠番ではここ10年で、
1枠が【5-2-1-12】と、
他の枠より、
明らかに勝率の高いデータ。
そういえばオークスでも、
2着と3着だったリリーノーブルとラッキーライラックは、
1枠からの発走でした。
ここは間違いなく注目しないといけませんね。
戦数(キャリア)では、
前走までで4戦~6戦の馬が、
【7-8-8-82】と高い勝率残しており、
間隔では5週~9週までの馬が、
【8-7-4-66】と、
こちらも絞りやすいデータとなっているのではないでしょうか。
2歳王者のダノンプレミアムが復帰し、
皐月賞の勝ち馬エポカドーロ、
他にも逆襲のチャンスを狙う馬も多頭いるので、
今年も非常に楽しみなダービーになりそうです。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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