『第68回安田記念のデータ考察』西城つよし
おはようございます。
今回は明日に行われる安田記念について。
昨年は7番人気のサトノアラジン、
一昨年は8番人気のロゴタイプの勝利でも分かるように、
過去20年、1番人気馬がわずか5勝と、
荒れることで知られていますよね。
今年も猛者たちが集結しているので、
予想はかなり難しくなりそうです。
今回、私が個人的に注目しているのが牝馬。
安田記念の牝馬での優勝は2009年の、
ウオッカまで遡り、
2008年も安田記念を制しているので2連覇、
史上最強の牝馬と呼ばれていたのが頷けます。
今年は1600mの距離を経験している、
能力の高い牝馬がいますので、
牝馬の9年ぶりの勝利を見られるのかも
注目の1つになるでしょう。
年齢では過去10年、
4歳馬【2-2-1-25】
5歳馬【3-3-3-45】
6歳馬【4-2-5-38】という成績です。
4歳馬の成績がイマイチで、
5歳馬、6歳馬が活躍していることが分かりますので、
ここは忍耐力のあるベテラン勢が有利な傾向。
今回4歳馬が多数出走しますので、
どうなるでしょうか。
そして生産者では、
社台ファーム生産馬が【3-2-2-23】
ノーザンファーム生産馬が【2-2-0-28】
昨年の優勝馬サトノアラジンはノーザンファーム、
2着のロゴタイプ、
3着のレッドフォルクスは社台ファームでした。
今年もこの2つの生産馬には注目ですね。
前走のクラス別では、
前走G1を戦ってきた組が4勝挙げていることから、
基本は前走G1組を優先で予想したほうが良さそうです。
上り3ハロンでは、
上り3位以内の馬の好走率が高く、
前走上り1位、2位だった馬の成績は優秀。
コンスタントに上がり上位の脚を披露している、
馬に注目したいですね。
春競馬を締めくくる安田記念、
かなりの混戦模様となりそうですが、
今年はどのようなドラマが待っているか、
非常に楽しみですね。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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