『第23回マーメイドSのデータ考察』西城つよし
おはようございます。
今回は明日に行われるマーメイドSの、
10年データを調べてみました。
今年で23回目となる比較的、
歴史の新しい重賞ではありますがG1馬や、
それに匹敵するも馬も数多くこのレースで、
戦ってきていることもあり、
すっかり競馬ファンには定着していますよね。
そしてこのレースのもう一つの魅力といえば、
荒れる結果が多いということ。
昨年のマキシマムドパリが制したレースでは、
三連単14,720円と、
比較的固めの決着で終わりましたが、
13年~16年まで4年連続で、
3連単10万超えの決着でした。
今年はどうなるのでしょうか。
まずは枠順から。
昨年、一昨年と7枠発走の馬が勝利していて、
10年分のデータで見ると、
1枠~4枠が3勝、
5枠~8枠が7勝と外枠有利な傾向。
梅雨の時期の阪神は雨で内が痛み、
時計がかかる馬場になることも多いので、
距離ロスは少ないですが、
内枠が有利にならない原因の一つと言えるでしょう。
次に舞台が阪神ということもあってか、
関東馬の勝利はなく、
関西馬が安定の成績を残しています。
脚質では差し馬が、
【4-3-5-42】と優勢、
3コーナーから直線の途中まで、
下り坂になっているため、
ここでスピードに乗り馬群の内を突き、
差しが決まるパターンが多いようです。
年齢では5歳馬が【7-6-4-55】
とベテラン馬が好走しています。
特にここ3年は連続して5歳馬が勝利しているので、
ここも絞り込めそうですね。
そしてここでも強さを見せるノーザン馬、
【4-1-2-23】
阪神で実績のある馬には、
さらに注目したほうが良さそう。
前走着順では、
前走1着馬が2勝、
前走6着以下が5勝と、
波乱が起きやすくなることを示すデータ。
荒れることが多いだけに、
中穴馬を積極的に狙っていくことが、
ポイントになりそうです。
今年は固い決着になるのか、
それとも再びリッチ配当獲得のチャンスになるのか、
楽しみなレースまでもう少しの辛抱ですね。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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