『ミッドウェイファームと、南関の御大＆日高の雄』高橋広治

 

こんにちは、高橋広治です。

 

よろしくお願いいたします。

 

今日は、美浦トレセン近郊にあります、ミッドウェイファームについて書いてみようと思います。

 

ミッドウェイファームは、茨城県の海辺の方、さつまいもや干し芋で有名な行方市という所にあります。

 

美浦トレセンからは約40km、車で約40～50分ほど。

 

施設としては、坂路とウォーキングマシン、それにウッドチップを混ぜたダートコースがあるそうです。

 

ウッドチップを混ぜたダートコースなんて、なんか手作り感があってすごく魅力的ですね。

 

このミッドウェイファームの特徴としては、JRA所属馬の他に南関競馬所属馬も多数預託している点でしょう。

 

今さら感がありますけど、JRAはまだ外厩制度、認められていないのですが。

 

JRAと違い、南関競馬は外厩制度が認められており、南関競馬を代表する名トレーナーの１人、船橋の岡林光浩調教師の所属馬も、ミッドウェイファームで預託されております。

 

この岡林光浩厩舎、かつては南関を代表する統一G1、帝王賞をマキバスナイパーで制したことがある名トレーナー。

 

その勝率の高さは特筆すべきで、狙ったレースにしっかり仕上げる腕は南関競馬の中でもナンバーワンと言って良いでしょう。

 

少し話が脱線しましたが、では、ミッドウェイファーム上がりの馬の成績を見てみることにしましょうね。

 

外厩	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
ミッド	14.1%	23.4%	28.9%	73	65

 

 

いかがでしょうか?

 

ミッドウェイファームは、最近はもっぱらダーレー系のゴドルフィン管理馬の専用外厩になっているようなので、勝率、複勝率ともに高めの水準です。

 

しかしノーザン系と同じくダーレー系の馬はよく買われるため、単勝回収値はごく平均。

 

ここから儲かるポイントを探っていきましょう。

 

ダーレー系の馬は牝馬が弱いイメージがありますが、実際どうなのでしょうか?

 

性別で分けてみましょう。

 

性別	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
牡・セン	16.4%	27.3%	31.7%	95	77
牝	10.2%	16.7%	24.1%	36	44

 

いかがでしょうか？

 

この結果ははっきり、牡・セン馬のみに狙いを定めた方が良さそうです。

 

次に、ノーザン系(特に天栄馬)は新馬戦を大得意にしておりますが、ダーレー系の馬はどうなのでしょうか？

 

クラス	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
新馬	11.8%	23.5%	29.4%	45	65

 

いかがでしょう？

 

勝率、複勝率は一定の水準にありますが、人気を集める割に裏切る場合も多いようですね。

 

では苦手な新馬戦を除いた、牡・セン馬のみの成績がコチラです。

 

勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
17.4%	28.2%	32.2%	107	80

 

いかがでしょうか？

 

成績も上昇し、回収値も100を超えました。

 

前述しましたが、ミッドウェイファームは今や日高＆外国産の雄ゴドルフィンの専用基地のような外厩です。

 

今やノーザン系に次ぐ勢いが感じられるダーレー系。

 

来年クラシックを賑わせそうな楽しみな2歳馬もちらほら。

 

ダーレー系の躍進とともに、ミッドウェイファーム上がりの馬の攻勢も期待せずにはいられません。

 

今回の記事は以上です。

 

ぜひ馬券購入の参考にして下さい。

 

ありがとうございました。