『秋華賞2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「秋華賞」の
穴馬探しをお届けします。
次週末は
土・日・月曜の3日間開催と
なります。
秋華賞は10月13日(日)に
行われる、3歳牝馬の
G1レースです。
早速、秋華賞の
ポイントを、今年は
5つお伝えします。
【ポイント1】
「キングマンボ」で
穴狙い?
→2012年以降の秋華賞で
4番人気以下で3着以内に
好走した「穴馬」10頭の
血統を診てください。
12年3着 アロマテ ▲ 6番人気
13年3着 リラコサ ▲ 15番人気
14年3着 タガノエ ▲ 4番人気
15年2着 クイーン 5番人気
15年3着 マキシマ ▲ 8番人気
16年2着 パールコ 5番人気
16年3着 カイザー △ 8番人気
17年2着 リスグラ 4番人気
17年3着 モズカッ ▲ 5番人気
18年2着 ミッキー 5番人気
▲印=父 or 母父が
キングマンボ系の馬ですが
このように10頭中5頭に、
この印が付きました。
つまり、近年の秋華賞で
配当妙味を連れてくる馬の
うち、およそ半分はこの
キングマンボの血を濃く
持っている馬なのです。
なお△印=父 or 母父が
「キングマンボ系以外の
ミスプロ系」の馬。
それを含めると、10頭の
うち6頭が「該当馬」と
いうことになります。
これが、上位人気馬ですと
キングマンボ台頭の傾向は
特に出ていないのですが、
穴馬に限るとこの傾向が
色濃く現れています。
秋華賞は毎年、早くから
動き出すタフな流れに
なります。
ですから、スタミナと
パワーの総合力に長けて
いるキングマンボの血を
備えている馬が秋華賞で
快走しているのでしょう。
【ポイント2】
「紫苑S」組が復権中。
特に関西馬?
→近10年の当レースの
前走別成績を診てください。
ローズS 複勝率23% 5.7.6.60
クイーンS 複勝率29% 1.0.1.5
紫苑S(重賞)複勝率20% 2.1.0.12
紫苑S(OP)複勝率 3% 1.0.0.31
オークス 複勝率10% 1.0.0.9
1000万下 複勝率10% 0.2.0.18
2015年までは紫苑S組が
ほぼ壊滅状態でしたが、
翌2016年にいきなり、
紫苑S組のヴィブロス・
パールコードの2頭が
ワンツーフィニッシュ。
2017年も、紫苑S組の
ディアドラがV。
このように紫苑S組の
台頭が増えているのは
もちろん、2016年から
紫苑Sが重賞に格上げ
されたからです。紫苑Sの
メンバーが重賞格上げで
厚くなりレースレベルも
アップ。それとともに
「紫苑S(重賞)組」が
秋華賞で走りだしました。
もう、秋華賞で紫苑S組は
軽視不可ですが、重賞に
格上げ後に好走した3頭…
ヴィブロス・パールコード・
ディアドラは、すべて
「関西馬」でした。
関西馬なのにあえて中山へ
遠征して、タフな紫苑Sを
走って、さらに秋華賞を
走る関西馬=秋に賭ける
勝負度もタフなレースへの
適性も高く要マーク、と
いうことかもしれません。
【ポイント3】
純・マイラーでは
きついレース?
→前述したようにタフな
性質の当レース。ゆえに
『秋華賞を迎えるまでに
1800m以上のレースで
勝ったことが一度も無い、
いわゆる純マイラー』的な
馬が、近10年の秋華賞で
下記のようにまったく
好走できていません。
勝ったことが一度はある 複勝率22% 10.9.10.101
勝ったことが一度も無い 複勝率 2% 0.1.0.47
今年の出走馬の中で
穴人気になりそうな馬が
当項目に該当しています。
その馬は本質マイラーと
診て、推奨するつもりは
ありません。
【ポイント4】
今年は前哨戦が
全てスローだったので…
→紫苑S・ローズSとも
今年はかなりのスローで
流れましたが、秋華賞は
おそらくその時のような
スローにはならないハズ。
ですから紫苑S・ローズSの
結果がそのままスライドすると
読むよりも、両レース好走馬に
ついては「今回の秋華賞の
流れに対応できそうな馬」を
見繕う作業が肝要になります。
【ポイント5】
前走の「着順」で
すでに大きな明暗が?
→牝馬=勢いが大事、
ということでしょうか。
近10年の前走着順別の
成績は下記のとおり。
前走5着以内 複勝率24% 10.10.8.88
前走6着以下 複勝率 3% 0.0.2.59
前走の出走レースに
かかわらず、前走着順が
「6着以下」だった馬は
全く好走できていません。
あまりに極端な傾向です。
前走「掲示板確保」が
今回好走の1つのメドに
なるレースということ。
【ポイント6】
要パワーレースなので
大型馬が有利?
→近10年の馬体重別・
成績を診てください。
439キロ以下 複勝率16% 2.1.3.31
440~479キロ 複勝率16% 2.8.7.92
480キロ以上 複勝率22% 6.1.0.25
このとおり、体重が
重いほど好成績です。
特に「勝ち切る」馬が
多いのが特徴。
秋華賞=要パワー戦ゆえ、
パワーを十分に搭載した
頑強な大型牝馬のほうが
やや有利なのでしょう。
今年は以上6点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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