『府中牝馬ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「府中牝馬S」の
穴馬探しをお届けします。

次週末は
土・日・月曜の3日間開催と
なります。

今年の府中牝馬Sは、
3日間開催の3日目…
10月14日(月・祝)に
行われる事になりました。

エリザベス女王杯への
重要なステップ戦です。

早速、府中牝馬Sの
ポイントを、今年は
4つお伝えします。

【ポイント1】
ヴァイスリージェントに
要注目

→毎年書いていますので
皆さんにもお馴染みの
テーマかと思いますが、
当レースにおける非常に
大切なポイントですので
今年も書きます。

下記のように、この
府中牝馬Sでは父or母父に
ヴァイスリージェントの
血を備える馬が、頻繁に
好走しています。

09年 3着 レジネッタ     11番人気
10年 3着 スマートシルエット  2番人気
11年 2着 アニメイトバイオ   4番人気
12年 2着 スマートシルエット  5番人気
13年 1着 ホエールキャプチャ  5番人気
14年 2着 ホエールキャプチャ  2番人気
15年 1着 ノボリディア-ナ  11番人気

このように09年から
15年まで、7年続けて
毎年1頭ずつ馬券に
絡み続けました。

この血を含んでいる馬の
出走数じたいがそれほど
多くありませんから尚更、
当傾向は注目に値します。

ここ3年は「該当馬」が
好走していませんが16年・
17年とも該当馬は1頭。
16年のハピネスダンサ-、
17年のバンゴールともに
展開にも泣きました。

また昨年は「該当馬」の
カワキタエンカが6着も、
これはペースが速すぎた
ことが敗因。バテ負けを
早々に覚悟しましたが
それでも最後まで
バタッとは止まらず。
やはりこのレスへの
適性はありました。あと
0.5秒ほど遅い流れなら
掲示板以上に踏ん張った、
と思っています。しかも
昨年はメンバーがかなり
ハイレベルでした。
1着ディアドラ、2着が
リスグラシュ-。

ヴァイスリージェントを
含む馬が東京・新潟など
左回りの芝1600~
1800mに強い傾向は
今も続いていますし、
近年の当レースでも
該当馬が一応の奮戦を
示していますので、
あえて当傾向に引き続き、
注視したいと思います。

【ポイント2】
前走「G1出走馬」が
大不振

→タイトルどおり。
前走の「レース格」別の
成績を見てください。
(近10年)

G1     複勝率10% 0.1.1.18
G2     複勝率18% 1.0.1.9
G3     複勝率22% 5.6.5.57
オープン   複勝率39% 2.2.1.8
準オープン下 複勝率13% 2.0.2.26

なんと、前走G1組が
上記の中で最も低い
複勝率アベレージ。
しかも人気馬が何頭も
含まれています。

前走でG1に出走していた
ような「格上馬」ほど
このレースは叩き台であり、
勝負気配が薄いがゆえの
この傾向なのでしょう。

とはいえ、前走で
条件クラスのレースに
出走していた馬も
ほぼ通用していません。
一定の「格」は必要と
いうことになります。

【ポイント3】
1・2番人気馬が
全然勝っていないレース

→タイトルどおり。
近10年で1・2番人気の
馬が、なんと1勝しか
マークしていません。
(昨年のディアドラ)

前述のような「前走で
G1に出走していた
人気馬」が仕上げ途上で
出てきて勝てなかったり、
休みを挟んで馬の状態が
(悪い意味で)変わって
しまっていたり…。
ともあれ「上位人気馬が
取りこぼしてしまう」
要素が揃っているレース、
ということなのでしょう。

【ポイント4】
関西馬強し

→近10年の当レースの
東西別成績は下記のとおり。
ダブルスコアで関西馬が
完全に圧倒しています。
勝ち切るのが特徴。

関西馬 複勝率24% 8.7.6.68
関東馬 複勝率15% 2.3.4.51

今年は以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
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