『グリーンウッドに結びつきの深い調教師part1&栗東トップトレーナーはここで狙うべき』高橋広治

 

こんにちは、高橋広治です。

 

よろしくお願いいたします。

 

外厩情報を中心に、競馬をいろいろな角度から分析し、

あなたにも役立つ情報を提供しております。

 

今回は、主に社台系の西の外厩拠点、グリーンウッドに関係の深い調教師をご紹介いたします。

 

その前に、グリーンウッド上がりの馬の、簡単な傾向を抑えておきましょう。

 

グリーンウッド上がり馬の、芝とダートに分けた成績を見て下さい。↓(近2年間)

 

馬場状態 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
9.8% 18.2% 27.3% 101 102
ダート 7.2% 14.3% 20.9% 50 55

 

いかがでしょうか?

 

もう完全に芝優勢なのでございます。

 

同じ社台系の東の外厩、山元トレセンはダート優勢なので、同じ社台系の外厩でもハッキリ違いが明確に出ております。

(厳密にはグリーンウッドは社台オンリーではないのですが)

 

Gウッド出の芝馬をタダ買い続けるだけで、収支がプラスになってしまう。

 

これを踏まえておくだけでも、他の競馬ファンよりも一歩も二歩も先んじる事ができる事でしょう。

 

では、Gウッドに関わりの深い調教師はコチラです。

 

 

調教師 勝数/出走馬数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
(栗)安田隆行 22/122 18.0% 30.3% 38.5% 111 88
(栗)中内田充 21/ 70 30.0% 38.6% 48.6% 174 107
(栗)池江泰寿 13/ 57 22.8% 36.8% 52.6% 111 110
(栗)牧浦充徳 10/150 6.7% 12.0% 18.7% 102 88
(栗)松永幹夫 10/ 72 13.9% 25.0% 31.9% 79 75
(栗)角田晃一 9/148 6.1% 13.5% 22.3% 47 63

 

いかがでしょうか?

 

このうち安田隆行調教師、中内田充正調教師、池江泰寿調教師は、ノーザンファームしがらきの馬も多く預託しております、栗東屈指の名トレーナーです。

 

しかし、ノーザンしがらきと大きく異なる点は、その回収値の高さにあります。

 

安田師、中内田師、池江師ともに、ノーザンしがらき馬での回収値はそこまで高くはありません。

 

コチラがノーザンしがらき馬での成績↓

 

 

調教師 勝数/出走数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
(栗)池江泰寿 34/227 15.0% 30.0% 38.8% 73 72
(栗)安田隆行 28/167 16.8% 34.7% 45.5% 71 87
(栗)中内田充 27/ 97 27.8% 42.3% 49.5% 107 78

 

いかがでしょうか?

 

回収値が全く違う事に加えて、ノーザンしがらきの方が好走率は上かと思いきや、Gウッド上がりもしがらきに全くヒケを取っておりません。

 

むしろ勝率においては、3人ともしがらきよりもGウッドの方が上なのです。

 

なぜこんな事が起こるのでしょうか?

 

ノーザン系の芝の有力馬は、最近は栗東ではなく美浦に流れるのが通例となりつつあります。

 

美浦という事は、外厩においてもしがらきではなく、天栄に流れるという事ですよね。

 

ですから強いノーザン馬が不在の栗東では、社台でも芝で太刀打ちできるのに対して、強いノーザン馬がゴロゴロいる美浦では、社台は芝で出番がなく、ダートに活路を見いだすという訳だと私は考えます。

 

山元トレセン上がりの馬が芝では振るわないのに、ダートになると息を吹き返すのも納得ですよね。

 

先ほども言いましたように、安田師、中内田師、池江師は栗東が誇るトップトレーナーです。

 

過剰人気しがちなトップトレーナーの、Gウッド上がり馬をベタ買いしても大幅プラスに持っていけるのは、やはりノーザン馬がそれ以上に過剰人気してしまう背景があるのかも。

 

でも実際は強いノーザン馬は天栄に行っているので、しがらきよりGウッド馬の方が高い勝率に出てしまう。

 

という訳でケイバ5を愛読している少数派のあなたは、大多数の競馬ファンが弱いノーザン馬を買っているすきに、強い社台の馬を買っていっぱい儲けましょう。

 

今回の投稿は以上です。

 

ぜひ参考にして下さい。

 

ありがとうございました。

 

 

投稿者プロフィール

高橋 広治
高橋 広治
データを駆使した戦略競馬の賢才
人と違う視点や切り口で競馬を分析することに長けている頭脳派。データ分析ソフト『TARGET』を使いこなして、周りがアッと驚く馬券術を生み出す。そのレベルは折り紙付きだ。