『かつては天才と言われた三浦皇成騎手が復活か!』田中洋平

 

デビュー1年目で91勝を挙げて、

武豊騎手以上とも言われたあの騎手。

 

そうです、

今回は三浦皇成騎手にフォーカスしたいと思います。

 

・新人年間最多勝記録を更新

武豊騎手69勝 → 三浦皇成騎手91勝

 

しかしタレントほしのあきさんとの交際を巡って、

師匠である河野通文調教師とイザコザが発生。

 

その後は馬質が低下して、

期待されているほど勝ち星が伸びないイメージ。

 

ですよね。

 

ですが、2010年の46勝でも、

2019年ならリーディング26位くらいの成績です。

 

 

2016年に落馬で大怪我を負うまでは平均70勝程度と、

リーディング12位あたりに付ける成績ですから、かなり優秀だと思います。

 

デビュー年の96勝があまりにもインパクトが強すぎて、

求められるレベルが常に高いから、

あまり勝ててないイメージになるのでしょう。

 

天才と言われる人は、大変ですね。

 

そんな三浦皇成騎手は、2019年についに年間100勝超えを達成。

 

先ほどのデータを見たらわかる通り、

2019年から勝率などの成績が一気に上昇しています。

 

その一因が、エージェント内での順位アップ。

 

三浦皇成騎手のエージェントは、馬三郎の武山修司氏です。

 

しかし吉田隼人騎手が、

エージェントを競馬ブックの甲斐弘治氏に変更。

 

・2019年

江田照男、吉田隼人、三浦皇成、木幡育也

 

・2020年

江田照男、三浦皇成、木幡育也、菅原明良

 

吉田隼人騎手は年間60勝くらいする騎手なので、

その分が、江田照男騎手と三浦皇成騎手に割り振られる。

 

そう考えると、最近の躍進も分かる気がしますね。

 

ただ年間100勝以上していて、

G1を勝っていないのは三浦皇成騎手だけ。

 

このようなことも囁かれています。

 

G1を勝てない大きな要因が、

競馬界を牛耳っている社台、ノーザン系の馬に騎乗する機会が少ないから。

 

2019年 102勝

ノーザンファーム 19勝

社台ファーム 7勝

社台C白老ファーム 2勝

追分ファーム 0勝

その他の牧場 74勝

 

社台、ノーザン騎乗率は27%です。

 

同年代で2019年にG1を3勝した北村友一騎手。

 

大阪杯をアルアイン、秋華賞をクロノジェネシス、

そして阪神JFをレシステンシアで圧勝したのは、

まだ記憶に新しいところ。

 

そんな北村友一騎手の2019年のデータがコチラ。

 

2019年 85勝

ノーザンファーム 33勝

社台ファーム 11勝

社台C白老ファーム 1勝

追分ファーム 1勝

その他の牧場 39勝

 

こちらの社台、ノーザン騎乗率は54%です。

 

勝ち鞍の半分以上が社台、ノーザン系の馬で挙げている。

 

これくらい社台、ノーザン系馬の騎乗機会に恵まれないと、

G1勝ちは厳しいのでしょう。

 

ただ三浦皇成騎手もノーザンファーム生産馬で、

2020年は19勝しているわけですから、

まったく繋がりがない、という訳ではないのかな?

 

と思って騎乗馬を調べてみました。

 

例えば、サンデーレーシングのルガールカルム。

 

募集価格2400万円のロードカナロア産駒ですが、

現時点で9戦2勝。

 

デビュー戦はルメール騎手で1着、続く2戦目で6着。

 

そこから三浦皇成騎手に乗り替わって、

2、1、18、2、8、4着という成績。

 

18着は桜花賞なので惨敗は仕方ないでしょう。

 

それ以外は1~2番人気ばかりですが、

2番人気の平均連対率は38%ですからね。

 

そう考えると桜花賞を除いて5戦3連対で連対率60%、

あとは4着1回という成績は、それほど悪くないと思います。

 

しかし4着後に浜中俊騎手に乗り替り。

 

結果は自己条件の3勝クラスで12着と大敗なのですが、

なぜ浜中騎手に乗り替りになったのか?微妙ですね。

 

あとはキャロットファームに、

シャイントレイルという馬がいました。

 

この馬はすでに引退していますが、

1400万円の募集価格で、5000万円以上を稼いだ馬。

 

5歳時に三浦皇成騎手が騎乗して、

3,1,5着と優秀な成績をコンビで残しています。

 

ちなみに人気は7,7,6番人気と、

すべて人気以上に持ってくる好騎乗です。

 

それなのに5着後は、

藤岡祐介騎手に乗り替わって11着に惨敗。

 

そのまま三浦皇成騎手を乗せてたらいいのに、

と思うのは私だけかもしれませんが、

何らかのパワーバランスがあるのでしょうね。

 

この辺の政治力がもっと備われば、

三浦皇成騎手は一気に開花する逸材でしょう。

 

ネットを見ていると、

ヘタだの落ちぶれただのと言われていますが、

イメージほど落ちぶれていない。

 

というのが真実。

 

また2020年は単勝回収率が100%を超えているので、

積極的に馬券に加えたら面白いでしょう。

 

三浦皇成騎手とってここ数年が、

ターニングポイントになりそうな雰囲気。

 

今後の活躍に、注目して行きたいと思います。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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