『第1回川崎スパーキングスプリント（ＳIII）　予想』斉藤イサオ

昨年まではオープン特別として行われていましたが今年から重賞に格上げされた競争です。
過去10年の傾向は1番人気は1着7回、2着0回、3着0回、2番人気は1着1回、2着2回、3着3回、
3番人気は1着1回、2着3回、3着1回で昨年まででも900mのオープン戦はこの1戦のみでしたので人気上位馬の信頼度は高いです。
所属別では船橋7勝、川崎2勝、大井、浦和が1勝ずつで船橋所属馬が好成績を残しています。
他の重賞では牡馬相手では苦戦傾向の牝馬ですがここでは5勝と互角に戦えているレースでもあります。
推奨馬は3頭です。

5枠6番ポッドギル
前走は今回と同じ条件の疾風迅雷賞で後方から追い込んで良い末脚を使って差し切る強い勝ち方のレースでした。
川崎の900m戦は5戦して3勝、3着以下がなく馬券圏外を外していない得意としている条件です。
昨年も勝利しているレースで重賞に格上げされて相手も強くなっていますが、
連覇のチャンスもあり好勝負可能な1頭と思い同馬を推奨します。
3枠3番ダンディーヴォーグ
前走のスパーキングスプリントチャレンジはスタートから積極的な競馬でハナを取って逃げましたが、
休み明けの影響もあって直線で止まってしまい6着でした。
今回は叩き2戦目で上積みの効果もあるのは好材料で、
休養前のレースでは4馬身差をつける強い勝ち方をしていて、
前走から2kg減の斤量も魅力で巻き返していい1頭と思い同馬を推奨します。
7枠9番カプリフレイバー
前走のフジノウェーブ記念でスタートも良く好位でレースを進めましたが12着と大きく負けましたが、
1400mと合わない距離でのレースで評価を下げる1戦ではありません。
川崎でのレース経験はありませんが、1000m、1200mで強い走りをしていて距離短縮はプラス材料です。
スタートに課題はありますが2走前の船橋記念で3着と重賞で好走実績もあり上位争い可能と思い同馬を推奨します。