『日経新春杯2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「日経新春杯」の
穴馬探しをお届けします。

日経新春杯は
1月16日(日)に
中京芝2200mで行われる
伝統のG2重賞。

今年も、昨年に続いて
中京で行なわれます。

早速、日経新春杯で
大切な「ポイント」を
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
中京施行だった昨年の
穴ワンツー2頭には
「共通項」アリ

→中京で行なわれた
昨年は7番人気→
13番人気のワンツー。
馬連配当580倍の
大穴決着となりました。

ただこの上位2頭には、
今思うと「共通項」が
あったのも事実。

下記を診てください。

 

ショウリュウイクゾ 1着  7番人気
ミスマンマミーア  2着  13番人気
レイホ-ロマンス  6着  9番人気
アドマイヤビルゴ  10着  1番人気
バリレオ      14着  10番人気

 

これは、昨年の
出走馬16頭のうち
「日経新春杯の前までに
中京芝2200mで
連対実績があった馬」の
顔ぶれです。

このように16頭のうち
「当該条件の連対実績」を
すでに持っていた馬は
たったの5頭。

そのうちの人気薄2頭が
ワンツーしたのです。

偶然の一言で片付ければ
ハナシは早いですが、
中京芝2200mは何かと
特殊性の高い舞台ですし、
何よりも対象馬5頭のうち
人気薄の2頭が激走した
ことが見過ごせません。

極めて単純なコトですが、
特殊性の高い当舞台での
好走実績が既にある馬は
注目しておいたほうが
ベター、と昨年の結果が
教えてくれている気が
するのです。

 

 

【ポイント2】
父ディープ系が不振の
中京芝2200m戦

→今年も舞台は
中京芝2200mですが、
キズナ産駒がまったく
走れていないのも特徴。
連対ナシの(0.0.4.22)、
複勝率わずか15%。

また、キズナの父の
ディープの産駒も
(7.6.2.43)同26%。
ディープにしては低調。

さらにブラックタイドの
産駒も(0.1.0.11)ゆえ、
いわゆる「ディープ系」が
全体的に苦戦していると
括っていいのでしょう。

(アベレージはいずれも
2020年~先週まで)

 

キレ・瞬発力・軽さに
優れたタイプの馬が多い
「父ディープ系」ですが
近年の中京芝2200mは
それらとは逆ベクトルの
素養が求められている…と
いうコトかもしれません。

 

 

【ポイント3】
ベテラン馬が大不振

→当ポイントは施行場と
関連の薄いデータゆえ
近10年の当レース結果から
お伝えしていきます。

近10年の馬齢別の
成績を診てください。

 

4歳  複勝率33% 7.3.0.20
5歳  複勝率31% 2.4.5.25
6歳  複勝率24% 1.3.5.29
7歳超 複勝率 0% 0.0.0.42

 

4歳馬が近10年で
断トツの7勝をマーク。
若い馬ほど成績が良好で、
7歳超は好走ゼロです。

冬場の端境期の重賞=
ベテラン馬が頑張れる
レースもあるのですが、
このレースに限っては
そのような傾向は全く
現れていません。。

 

 

【ポイント4】
軽ハンデ馬が
苦戦するレースだったが
ここ数年はやや様変わり

→近10年の、ハンデ別の
成績を診てください。

 

57キロ超 複勝率12% 1.0.1.15
56キロ  複勝率34% 1.4.5.19 (56.5キロ含)
55キロ  複勝率23% 4.2.1.24
54キロ  複勝率12% 1.2.0.22
53キロ下 複勝率18% 3.2.3.36 

 

54キロ以下の軽量馬が
明らかに低調です。

当レースに限らず
近年のハンデ重賞では
極端に大きいハンデ差が
つかない傾向が強いため
「力で大きく劣る馬が、
極端な軽ハンデを味方に
一発快走」するケースが
かなり減っています。

近年の当レースでも
実力上位馬が極端に重い
ハンデを背負わないため
力通りに好走できており、
軽ハンデの伏兵の出番が
減っているのでしょう。

ただ、ここ4年に限ると
54キロの馬が2頭、
53キロ以下の馬が6頭も
馬券に絡みました。

ここ数年は、特に
メンバーが弱くなつた
印象もある当レース。

メンバーがあまりに
弱くなると、さすがに
軽ハンデ馬も台頭する
ようになる…という
ことなのかもしれません。

 

 

【ポイント5】
条件クラス経由馬の
下克上に要注意

→当レースは前走で
条件戦を使っていた馬の
アベレージが良好です。

近10年の前走クラス別の
成績を診てください。

 

条件戦  複勝率36% 4.5.3.21
G1重賞 複勝率17% 5.0.0.24
G2重賞 複勝率21% 1.1.4.22
G3重賞 複勝率13% 0.3.1.28
OP特別 複勝率13% 0.1.2.21

 

このように、前走で
条件戦を使っていた馬の
アベレージが最も優秀。

逆に、前走でG3重賞や
OP特別を使っていた馬が
かなり不振です。

つまり、条件戦を
勝ってきたばかりの
勢いある上がり馬が
けっこう通じるものの、
オープン特別やG3を
直近で使っているような
「オープン下層」に
一旦落ち着いた馬が
G2のココに挑んできても
なかなか厳しい、という
ことなのでしょう。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

稼ぎに直結する日刊コンピの法則:無料メルマガ登録