『アーリントンC2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「アーリントンC」の
穴馬探しを
お届けします。
アーリントンCは
4月13日（土）に
阪神マイルで行われる
3歳限定のG3重賞。
上位3頭に
NHKマイルCの
優先出走権が
与えられます。
土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントを記します。
なお、当レースは
2018年から
春の阪神「最終週」に
施行週が移りました。
さして、その年から
NHKマイルCの
トライアルレースに
指定されています。
したがって、
2017年以前と
2018年以降で
当レースの性格が
大きく異なりますので
当欄では2018年以降、
近6年のデータのみを
ベースにお伝えします。
【ポイント1】
「マル外」が
サッパリ
来なくなった
→近年の当レースで
苦戦しているのが
「マル外」です。
施行時期が現行の
4月中旬に移行した
2018年以降、近6年の
当レースに出走した
「マル外」全9頭の
成績を診てください。
全滅です。
18年 エアアルマス 10着 5人気
19年 ユニコーンライオン 5着 5人気
19年 サンノゼテソーロ 12着 8人気
19年 フォッサマグナ 16着 1人気
20年 トリプルエース 5着 2人気
22年 デュガ 17着 10人気
22年 ジャスパークローネ 18着 14人気
23年 ヤクシマ 12着 6人気
23年 ティニア 15着 13人気
人気馬も何頭か
含まれている顔ぶれで
この低調な成績です。
昨年もルメール騎手が
乗った6番人気の馬が
12着に轟沈。
マル外＝単調な
スピード型の馬が
かなり多いですが
施行時期が移行して
馬場も変わったことで
そのような馬の資質が
活きづらくなった事も
この傾向を助長して
いるのでしょうか。
エーシンフォワードや
ステキシンスケクンら
マル外がバンバン走った
「開幕週施行の
アーリントンC」とは
かなり状況が違います。
【ポイント2】
キンカメに注目？
→この時期の施行に
移った点と関連が
あるのか、近6年の
好走馬18頭中13頭の
父が非サンデー系。
しかもそのうち7頭が
父キンカメ系です。
開催後半で荒れ気味の
芝でも踏み固められて
速い時計は出ますから
スピードパワー兼備の
キンカメ系統の特性が
活きるのかもしれません
【ポイント3】
距離短縮馬が
不振
→近6年の
前走距離別の成績を
診てください。
前走から距離短縮 複勝率15％ 1.2.1.22
前走と同距離 複勝率19％ 4.2.2.35
前走から距離延長 複勝率21％ 1.2.3.22
前走から距離を
短縮してきた馬が
低調です。多頭数の
マイル戦で機動力も
必要ですから、長い
距離のユッタリした
流れに慣れてきた馬は
厳しいのでしょうか。
【ポイント4】
関東馬劣勢
→近6年で関東馬は
（1.0.0.12）と低調。
基本的に地元関西馬に
よる権利獲り争いの
レースと化しています。
【ポイント5】
レース間隔に
注目
→近6年の前走からの
レース間隔別・成績を
診てください。間隔を
詰めて出てきた馬が
ハッキリ低調です
中4週以上 複勝率25％ 6.4.6.47
中3週以下 複勝率 6％ 0.2.0.32
【ポイント6】
以前はハッキリ
前有利だったが…
→7年前までは
春の阪神開幕週に
行われていた当レース。
当時の当欄でも
よく記しましたが
いかにも開幕週らしく
極端な前有利の傾向が
分かりやすく現れて
いました。
しかし開催時期が
大きく後ろへずれた
ココ6年は、傾向が
ハッキリと変化。
差し追込がかなり
届くようになり
逆に単調な逃げ馬は
残りづらくなりました。
実際に、ココ6年の
好走馬18頭のうち
ちょうど半分の9頭が
4角7番手以降から
差し届いた馬です。
もちろん馬場状況の
変化も主要因ですが、
正式にG1トライアルと
なった事でメンバーの
レベルが上がりテンが
速化しているコトも
要因の一つでしょう。
———–
アーリントンC ポイント1・2 該当馬
【ポイント1／マル外】 ▼軽視馬として 1頭
オフトレイル
【ポイント2／父キンカメ系】 5頭
アスクワンタイム
タガノデュード
ディスペランツァ
トップオブザロック
ワールズエンド
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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