『中山グランドジャンプ2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「中山グランドジャンプ」の
穴馬探しを
お届けします。
春の中山・阪神も
いよいよ次週末で
オーラスです。
東西で豪華4重賞。
中山グランドジャンプは
4月13日(土)に
行われる障害G1です。
さっそく
当レースのポイントを
お伝えしていきます。
なお、昨年は
ダイシンクローバーを
会員様に推奨扱い。
5番人気3着と結果を
一応残しましたので、
昨年に記した内容が
正しかったと捉え
昨年記載の内容も
引き続き用いつつ、
話を進めていきます。
【ポイント1】
マイネルグロンが
勝つ前提で…
→もちろん今回も、
説明不要の最強障害馬・
マイネルグロンが
出てきます。
数々の障害の名馬を
診てきましたが、
ココまでの圧倒的な
強靱さを毎回示して
きた馬はほとんど
記憶に無いですし、
オジュウチョウサンの
ように飛越不安定な
クチでもありません。
落馬アクシデントの
類が無い限りどこまで
連勝を伸ばすのか?が
今後のポイントですが、
今回の当欄では
マイネルグロンが勝つ
展開を前提とした時に、
何がヒモについてくる
可能性が高いのか?
その点を十分加味して
推奨馬を決定したいと
考えています。期待は
ヒモ荒れの決着。
【ポイント2】
騎手が
乗り替わった馬は
3着まで?
→タイトルどおり。
近6年の、騎手の
乗替りの有無別・
成績を診てください。
乗替り 有り 複勝率22% 0.0.2.7
乗替り 無し 複勝率31% 6.6.4.36
このように騎手が
乗り替わった馬は
3着が2本こそあれど
連対ゼロです。
平地レース以上に
人馬の呼吸が大切な
障害戦。しかもココは
その最高峰戦ですから
乗替りが無いほうが
ベターなのは当然と
言えましょう。
【ポイント3】
基本的には、
関東馬もあまり
来ない
→タイトルどおり。
当レースにおける
基本中の基本です。
近10年の
東西所属別の
成績を診てください。
関東馬 ※ 複勝率86% 6.0.0.1
関東馬 ▼ 複勝率10% 1.3.0.35
関西馬 複勝率32% 3.7.10.43
※=オジュウチョウサン、
▼=オジュウチョウサンを
除いた関東馬です。
このように絶対王者・
オジュウチョウサンを
除いた関東馬の成績は
惨憺たるモノ。平地の
レース以上に顕著な
「西高東低」現象が
現れているレースです。
【ポイント4】
近年の好走馬の
パターンは
ほぼ3つに集約
→近8年の当レースの
好走馬24頭の顔ぶれを
診てください。
16年1着馬 △
16年2着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
16年3着馬 ▼
17年1着馬 △
17年2着馬 ★ 前年暮れの大障害4着
17年3着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
18年1着馬 △
18年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
18年3着馬 ▼
19年1着馬 △
19年2着馬 ★ 前年暮れの大障害4着
19年3着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
20年1着馬 △
20年2着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
20年3着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
21年1着馬 ★ 前年暮れの大障害1着
21年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
21年3着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
22年1着馬 ★ 前年暮れの大障害1着
22年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
22年3着馬 ▼
23年1着馬 ▼
23年2着馬 ▼
23年3着馬
★印=前年暮れの
中山大障害1~4着馬。
▼印=今回が障害G1に
初出走だった馬。但し
「中山&福島障害で
オール4着以内」という、
かなり手堅い中山&
福島障害実績を持って
いた馬。
△印=
オジュウチョウサン。
このように
当レースでは
昨年3着馬を除くと
★印、▼印、△印の
いずれかが付く馬しか
好走していません。
障害界=力関係が
変化しづらい世界。
しかも春に行われる
グランドジャンプは
前年暮れの大障害から
わずか4ケ月後。
そんな短期間に
障害トップの勢力図が
一変などしませんから、
グランドジャンプ=
前年暮れの大障害で
好走した馬(★印)が
そのまま好走するのが
基本中の基本です。
また、中山&福島の
障害戦=バンケットの
昇降がタフという
共通項があるため、
中山&福島の障害戦で
5着以下の凡走がない
ほどの舞台好適馬なら
期待可…というコト。
それが▼印の馬。
★印、▼印いずれかの
該当馬に注目です。
【ポイント5】
複勝率7%の
「鬼門」履歴
→タイトルどおり。
近10年の、前走の
着順別・成績を診て
ください。前走が
5着以下だった馬は
惨憺たる成績です
1~4着 複勝率42% 10.9.8.37
5着以下 複勝率 7% 0.1.2.42
【ポイント6】
複勝率12%の
「鬼門」ローテ
→近10年の
前走別成績を診ると、
阪神スプリングJを
使ってきた馬がかなり
堅調で(6.6.3.19)、
複勝率44%です。
次いで
ペガサスJS組が
(2.2.4.33)同20%。
中山大障害から
ぶっつけで臨んでくる
馬も好況で(1.1.1.2)、
同60%。
不振なのは、前走で
前述ペガサスJS以外の
オープン特別を使った
馬です。(1.1.1.21)、
複勝率12%。
ステップに定着する
当地ペガサスJSを
使ってきた馬なら
まだしも、その他の
オープンを前走で
使ったような馬では、
馬のレベル的にも
勝負気配的にも足りて
いないというコトに
なるのでしょう。
【ポイント7】
最近また、若い馬が
通じなくなっている?
→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
7歳上のベテランが
複勝率トップです。
4歳 複勝率 0% 0.0.0.2
5歳 複勝率26% 3.1.2.17
6歳 複勝率21% 2.3.1.22
7歳上 複勝率32% 5.6.7.38
特にココ5年は
好走馬15頭のうち
11頭が7歳以上。
ココ数年の障害界=
ベテランの層がまた
再び厚くなっており
若い新参者が壁に
ハネ返されている、
という状況です。
———–
中山グランドジャンプ ポイント2・5 該当馬
【ポイント2/騎手が乗り替わる予定】 ▼軽視馬として 7頭
イロゴトシ
エコロデュエル
ジューンベロシティ
タマモワカムシャ
フロールシュタット
ポルタフォリオ
ワンダークローバー
【ポイント5/前走5着以下】 ▼軽視馬として 6頭
イロゴトシ
ギガバッケン
ダイシンクローバー
タマモワカムシャ
ポルタフォリオ
ワンダークローバー
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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