『皐月賞2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「皐月賞」の
穴馬探しを
お届けします。

皐月賞は
4月14日（日）に
中山で行われる、
3歳クラシックの
第一弾。

さっそく
月賞の
ポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】
牝馬が1番人気に
なる年は…

→今年は牝馬の
レガレイラが
おそらく1番人気。

高レペルと目される
ホープフルSを軽く
ブッコ抜きましたから
力も適性も確かですが…

とはいえ、今回の
皐月賞はレガレイラに
とって未経験ゾーンの
タフな質のレースに
なるのも事実です。

1990年以降の
皐月賞での牝馬の
全成績は下記の通り。

1991年　ダンスダンスダンス　5着
2014年　バウンスシャッセ　 11着
2017年　ファンディーナ　　　7着
—————————-
2024年　レガレイラ　　　　　？

このうち2017年の
ファンディーナが
今年と同じく
1番人気でした。
しかし7着に敗れ、
9→4→12番人気の
大波乱決着を
呼び込んでいます。

牝馬が人気になる事で
各牡馬の実力査定に
狂いが生じる面も
あるのでしょうか。
ともあれ、今年は
波乱決着も想定して
予想を進めたい年です。

【ポイント2】
坂路追いの馬が
大不振

→近8年の出走馬の
最終調教コース別の
成績を診てください。

坂路　　複勝率 9％　1.1.2.41
コース　複勝率21％　7.7.6.75

ダブルスコア以上の
差がついています。
昨年も、一昨年も、
コース追い馬の
ワンツースリー決着。
明らかにコース追いの
馬に利があります。

タフなレースですから
最終追いが坂路では
「準備」としては
不十分ということかも
しれません。

【ポイント3】
走る血統は
馬場状態次第？

→近10年のうち
良馬場が6回、
道悪が4回あった
皐月賞ですが…

良馬場6年間の
好走馬18頭の
「父系」の顔ぶれを
診てください。

サンデー系　　　 12頭
その他　　　　　　6頭

次に、道悪4年間の
好走馬12頭の
「父系」の顔ぶれを
診てください。

サンデー系　　　 5頭
その他　　　　　　7頭

このように
良馬場だと高次元の
スピード・瞬発力を
存分に活かせる
父サンデー系の天下。

しかし、道悪になると
（馬場が尚タフになる
最終週の中山ですから）
サンデーの勢いが急落。
サンデー以外の馬力と
スタミナが俄然活きて
います。

ちなみに道悪4年間の
好走馬12頭のうち
4頭が、母父が
サドラ－系または
ニジンスキー系という
ノ－ザンダンサーでも
特にタフな道悪に向く
筋を持つ馬でした。

【ポイント4】
逃げると
とにかく苦しい

→タフな流れに
なるレースらしく
逃げた馬が近10年で
（0.0.1.9）とほぼ
走っていません。

14年　ウインフルブルーム　3着
15年　クラリティスカイ　　5着
16年　リスペクトアース　 17着
17年　アダムバローズ　　 17着
18年　アイトーン　　　　　8着
19年　ランスオブプラ－ナ 18着
20年　キメラヴェリテ　　 17着
21年　ワールドリバイバル 12着
22年　アスクビクターモア　5着
23年　グラニット　　　　 12着

大敗した馬が多い点も、
いかにも「逃げた馬に
厳しいタフな流れ」と
なっているかの証です。

【ポイント5】
前走3着以下の馬が
全く蘇らない

→タイトルどおり。
近10年の出走全馬の
前走着順別の成績を
診てください。

前走2着以内　複勝率25％　10.9.8.83
前走3着以下　複勝率 5％　0.1.2.60

とにかく、前走の
レースの「格」が
G1であろうと何で
あろうと、前走で
連を外した馬の挽回は
ほぼ起こっていない、
というコト。まずは
当内容で絞り込みを
行いたいところです。

【ポイント6】
前走「非重賞」の
出走馬が大苦戦

→近10年の出走全馬の
前走レース別の成績を
診てください。
一目瞭然ですが前走で
非重賞を使ってきた馬は
ほぼ、通じていません。

重賞　　　複勝率21％　10.9.9.104
非重賞　　複勝率 5％　0.1.1.39

【ポイント7】
キャリア6走以上の
馬も大苦戦

→タイトル通り。
下記のように近10年の
キャリア別・成績で
6走以上が連対ゼロと
大苦戦しています。

2走下　複勝率20％　1.1.0.8
3走　　複勝率32％　3.4.3.21
4走　　複勝率22％　4.2.5.38
5走　　複勝率16％　2.3.1.31
6走上　複勝率 2％　0.0.1.45

———–
皐月賞　　　ポイント5・7　該当馬