「アンタレスS」の
穴馬探しを
お届けします。

アンタレスSは
皐月賞デーの
4月14日（日）に
阪神で行われる、
ダートG3重賞。

阪神競馬場は
スタンド工事が
本格化するため、
今年の開催はこれが
ラストとなります。

帝王賞に向けて
重要なステップレース。
さっそくポイントを
お伝えします。

なおアンタレスSは
2018年から
皐月賞と同日施行に。
2017年までは
皐月賞前日土曜日の
施行でした。

 

 

【ポイント1】
関東ジョッキーの
ヤル気満々遠征を
要マーク？

→2018年から
皐月賞と同日に
行われている
当レース。

2018年以降の
当レースに騎乗した
全ジョッキーの
東西所属別・成績を
診てください。

 

関東の騎手　複勝率32％　2.2.2.13
関西の騎手　複勝率16％　4.4.4.64

 

このように
関東ジョッキーが
乗った馬が優勢。
ダブルスコアです。

昨年は
関西のジョッキーの
ワンツースリーでしたが
2人だけ遠征してきた
関東のジョッキーが
4・5着に健闘しました。

地元の関東でG1が
行われている日に、
関東のジョッキーが、
わざわざ阪神に来て
ダートG3に乗る＝
鞍上的に「勝負気配が
高い」のでしょう。
今年も要注目。

 

 

【ポイント2】
近年は
「前走4着以下」の
馬が全滅中

→近6年で診ると、
前走4着以下だった馬の
成績が（0.0.0.56）と
なんと全滅。

それ以前は、前走で
大敗した馬も馬券に
よく絡んでいましたが
皐月賞と同日施行に
なった2018年以降は
急に、前走3着以内の
馬ばかり馬券に絡む
レースに変貌しました。
昨年も前走連対馬の
ワンツースリー決着。

 

 

【ポイント3】
前走マーチS組が
大不振

→ここからは近10年の
データでお伝えします。
近10年の前走別・
成績を診てください。

 

名古屋大賞典　複勝率54％　3.3.1.6
ダイオライト　複勝率40％　1.2.1.6
フェブラリー　複勝率20％　0.1.0.4
マーチＳ　　　複勝率 9％　0.2.3.49
オープン特別　複勝率15％　2.2.2.33
準オープン　　複勝率 9％　0.0.1.10

 

前走マーチS組の
不振が目立ちます。
10年で54頭出走の
大勢力ながら未勝利、
複勝率もたった9％。

マーチS＝直前の
G1フェブラリーSに
出走しなかった
「一流半」馬による
ハンデ戦。メンバーの
レベルは低めです。

一方、アンタレスSは
交流G1を目指す馬も
出走してくる別定戦。
メンバーのレベルは
保たれています。

ゆえに、同じG3でも
このアンタレスSは
マーチSより出走馬の
レベルが高め。その
メンバーレベルの
違いが、マーチS組が
ココで苦しんでいる
要因と診ています。

 

 

【ポイント4】
距離延長馬が
大不振

→近10年の
前走距離別の成績を
診てください。

 

前走1900m以上　複勝率28％　7.5.2.37
前走1800m　　　複勝率17％　3.4.8.73
前走1700m以下　複勝率 5％　0.1.0.19

 

このように前走で
1700m以下を使って
距離を延長してきた
馬が不振です。

タフな阪神ダートの
重賞レースですから
直前に短めの距離を
使っていたような
スピード寄りの馬では
基本的に厳しいという
コトなのでしょう。

 

 

【ポイント5】
父サンデー系の馬が
成績低調

→近10年の通算で
（4.3.3.43）、
複勝率19％と低調。

サンデーならではの
キレて伸びる素養と
逆の立ち位置にある
レースゆえの現象…
というコトでしょう。

 

 

【ポイント6】
7歳以上の
ベテランが大苦戦

→ダートオープンは
高齢馬が活躍できる
舞台ですが、この
レースはG1前哨戦の
役割も担うためか
高齢馬がかなり不振。

下記のように近10年の
馬齢別・成績では
7歳以上のベテランが
苦戦しています。

 

4歳　　複勝率20％　1.4.2.28
5歳　　複勝率30％　5.2.2.21
6歳　　複勝率21％　2.2.5.35
7歳上　複勝率10％　2.2.1.45

 

 

———–
アンタレスS　　ポイント1・4　該当馬

【ポイント1／関東ジョッキーが騎乗する予定】　1頭
　　テーオードレフォン　丸山

【ポイント4／前走1700m以下に出走】　　▼軽視馬として　2頭
　　サヴァ
　　スレイマン

 

 

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