『福島牝馬S2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「福島牝馬S」の
穴馬探しを
お届けします。
春の福島競馬は
アッという間に
次週が最終週。
福島牝馬Sは
4月20日(土)に
行われる、牝馬の
G3重賞です。
土曜施行ですので
さっそくポイントを
お伝えしましょう。
なお、当レースは
2021年のみ新潟で
行われましたので、
当原稿の「近10年」=
その2021年を除いた
2013〜2023年の
集計となります。
【ポイント1】
最内枠が大苦戦
→近10年の枠番別・
成績を診てください。
1番枠 複勝率10% 0.0.1.9
2〜6番枠 複勝率26% 7.4.2.37
7〜11番枠 複勝率20% 2.4.4.39
12〜16番枠 複勝率15% 1.2.3.33
このように内枠が
好アベレージですが、
1番枠だけは不調で
連対ゼロです。
1番枠=ロス無く
進められて有利と
思いがちですが
牝馬の重賞では、
そんなセオリーが
逆に出るケースも
多め。
厳しくタフな多頭数の
重賞レースで1番枠=
内でモマれるコトも
多くなるため繊細な
牝馬にとっては逆の
アドバンテージとも
なりがちなのです。
【ポイント2】
前走で「重賞」を
使ってきた馬を
重視したい
→近10年の
前走別成績を
診てください。
非・重賞 複勝率17% 0.4.5.43
重賞 複勝率23% 10.6.5.71
このように、前走で
「非・重賞」を
使った馬が未勝利。
複勝率でも劣勢です。
メンバーレベルが
微妙なイメージも
強い当レースですが、
じつは「非・重賞」を
直近で使ってきた
格下感のある馬では
キツいレースなのです。
【ポイント3】
距離延長馬が
全く連対しないレース
→タイトルどうり。
近10年の当レースの
前走距離別・成績を
診てください。
1700m以下 複勝率10% 0.0.4.35
1800m 複勝率21% 7.8.3.67
2000m以上 複勝率33% 3.2.3.16
このとおり前走で
「1700m以下」を
走った馬がハッキリ
低調。39頭も走って
なんと連対ゼロです。
逆に、前走で長めの
距離を走った馬が
アベレージ好況。
福島芝1800mで
行われる当レースは
タフな要素が何かと
多いレースですので、
前走でマイル以下を
使っていたような、
あまりスタミナに
振れていない馬では
基本的にキツい、と
いうコトでしょう。
【ポイント4】
栗東坂路追いの
関西馬は狙えない?
→近5年の最終調教の
コース別・成績を診て
ください。
栗東Cウッド 複勝率38% 2.0.1.5
栗東坂路 複勝率12% 1.1.1.22
美浦ウッド 複勝率22% 0.4.3.25
美浦坂路 複勝率50% 2.0.0.2
(2021年の新潟開催分を
除いた2018年以降の5年)
このように
「栗東坂路追いの
関西馬」だけが不振。
当レースで必要な素養と
マッチしない調整法と
いうコトでしょうか。
なお同じ栗東組でも
Cウッド追いの馬は
頭数こそ少ないものの
好アベレージ。しかも
好走馬3頭の人気順は
4・7・15です。この
レースにおける調教の
穴メーカーと化しており
注目です。
【ポイント5】
4歳馬が苦戦
→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
4歳馬が意外に苦戦。
4歳 複勝率13% 2.4.1.48
5歳 複勝率28% 5.6.5.42
6歳 複勝率22% 2.0.4.21
7歳上 複勝率13% 1.0.0.7
4歳馬には期待値が
過剰に上乗せされた
やや厳しいハンデが
課せられるコトが多い
点も、当現象の要因の
1つかもしれません。
【ポイント6】
前走大敗馬の
巻き返しは難しい
→近10年で、前走で
勝ち馬に0秒6以上の
大きな差を付けられて
負けてきた馬の成績は
(1.0.7.66)と苦戦。
複勝率11%です。
消長激しい牝馬の
レースとはいえ、
前走がどんな格の
レースでも馬脚を
既に現してしまった
馬では流石に厳しい、
というコトなのです。
———–
福島牝馬S ポイント3・5 該当馬
【ポイント3/距離延長馬】 ▼軽視馬として 3頭
トーセンローリエ
ペイシャフラワー
ラリュエル
【ポイント5/4歳馬】 ▼軽視馬として 8頭
エミュー
キミノナハマリア
グランベルナデット
シンリョクカ
トーセンローリエ
ビンクジン
ペイシャフラワー
ライトクオンタム
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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