『小倉大賞典の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「小倉大賞典」の
穴馬探しをお届けします。

小倉大賞典は
2月20日(日)、
G1フェブラリーSと
同じ日に小倉で行われる
芝1800mのハンデ重賞。

G1の「ウラ」で
行われますので
どうしても地味な
印象のある一戦ですが
ウラ開催のG3ハンデ重賞、
頭数も揃いますし
馬場も荒れていますから
毎年、このレースは
「荒れ模様」。

昨年も2ケタ人気馬が
1着・3着に飛び込む
波乱決着でした。

穴党はぜひ、小倉にも
ご注目ください。

早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】
今の小倉中距離で
注目したい血統は…

→今冬の小倉芝中距離=
1800m~2000m戦の
種牡馬成績を診てみます。

【好調】
ゴールドシップ   複勝率46% 2.3.1.7
ドゥラメンテ    複勝率44% 3.1.3.9
ハ-ビンジャー   複勝率42% 3.3.2.11
ハーツクライ    複勝率35% 2.2.3.13
———————————–
【不調】
ディープインパクト 複勝率25% 2.1.1.12
シルバーステート  複勝率25% 1.2.0.9
ロードカナロア   複勝率25% 1.2.1.12
エピファネイア   複勝率24% 2.3.1.19
スクリーンヒーロー 複勝率20% 1.0.1.8
ルーラ-シップ   複勝率19% 2.0.3.21
モーリス      複勝率15% 1.1.0.11
キズナ       複勝率13% 1.0.1.13
オルフェ-ヴル   複勝率13% 0.1.1.13

ゴールドシップ、
ドゥラメンテ、
ハ-ビンジャー、
ハーツクライ。

【好調】4種牡馬は
いずれも、パワーか
スタミナに極端に
特化した種牡馬です。

いかに、今の小倉が
タフな芝状態かが
よく分かります。

対照的に父ディープ系、
ロードカナロア産駒など
「高速馬場向き」の
血統は総じて苦戦。非常に
分かりやすい今の小倉の
血統傾向なのです。

【ポイント2】
牝馬は苦戦傾向

→近10年の牡・牝別の
成績を診てください。
牝馬が苦戦しています。

牡セン 複勝率21% 10.9.9.108
牝   複勝率11% 0.1.1.17

レースの「質」がかなり
タフですので、牝馬には
厳しいという事でしょう。

さら、小倉への長時間の
輸送を経て牡馬混合の
重賞挑戦という状況自体も、
牝馬には決してラクでは
ありません。

【ポイント3】
ハンデ重賞なのに
「格」が効く?

→近10年の前走格別・
成績を診てください。

GI      複勝率25% 1.0.1.6
G2      複勝率32% 1.4.2.15
G3      複勝率17% 5.4.6.71
オープン特別  複勝率12% 1.1.1.23
準オープン   複勝率18% 2.0.0.9

小倉大賞典=ウラ開催の
ハンデG3でメンバーも
弱いですから、実力が
足りない馬や格下馬でも
通じると思いがちですが、
じつは前走でG1やG2など
格上レースを走ってきた
馬の成績が上記のように
普通に優秀です。

しかも、当レースでは
意外に軽ハンデの馬が
苦しんでいるコトも
鑑みれば小倉大賞典=
「ローカルウラ開催の
ハンデG3重賞らしくない
レース」と診ておくのが
正解なのかもしれません。

ともあれ、前走でG1や
G2を使ってきた馬=
1ポイント加点くらいの
評価でいいでしょう。

【ポイント4】
軽ハンデ馬が近年は
苦戦中

→小倉大賞典はハンデが
「54キロ以下」の馬が
苦戦しています。

近10年の、ハンデ別の
成績を診てください。

53キロ以下 複勝率13% 0.2.1.20
54キロ   複勝率  8% 1.1.0.23
55キロ   複勝率20% 2.1.4.28
56キロ   複勝率16% 3.2.1.31(56.5含む)
57キロ以上 複勝率32% 4.4.3.23

このように
54キロ以下の馬が
ハッキリ苦戦中です。
ハンデが重くなるほど
好成績の傾向。特に
57キロ以上を背負った
馬はかなり堅調です。

基本的には「今回は
軽ハンデで買い!」とは
安易に飛びつけないレース、
といえます。

【ポイント5】
基本的には
内枠有利のレース

→近10年の出走全馬の
枠別成績を診てください。

01~04番枠 複勝率33% 4.6.3.27
05~08番枠 複勝率13% 4.0.1.35
09~13番枠 複勝率16% 2.1.5.41
14~16番枠 複勝率15% 0.3.1.22

このように、
4番枠から内の馬の
複勝率が、他の枠を
圧倒しています。

小回り1800mで、
しかも1コーナーへの
距離が短め。そんな
舞台で、脚の速い
オープン馬が多頭数で
競い合うワケですから
どうしても、外枠馬は
コーナーごとに外の方へ
振られてキツくなりがち。

その年の馬場状態が
あまり良くない年でも
内を捌いて台頭してくる
シーンもあり、基本は
内有利のレースと捉えて
おくほうが良いでしょう。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

◆小倉大賞典  【ポイント1/好調4種牡馬の産駒】 2頭
           アリーヴォ
           スカーフェイス

         【ポイント2/牝馬 ~軽視馬として~】 4頭
           クリノプレミアム
           ジュランビル
           ランブリングアレー 
           レッドフラヴィア

         【ポイント3/前走G1・G2出走馬】 5頭
           カデナ
           ソッサスブレイ
           ランブリングアレー
           ワールドリバイバル
           ヴァイスメテオール

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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