『猛威を振るう外国人騎手がコンピ1位だったら買える?』田中洋平

やはり外国人騎手はスゴイですね。
来日して、G1タイトルをあっさり奪ってしまいました。
◆エリザベス女王杯
ジェラルディーナ C.デムーロ騎手(4番人気)
◆マイルチャンピオンシップ
セリフォス レーン騎手(6番人気)
しかもゴリゴリの超人気馬ではなく、
やや見劣りする馬で勝ってしまうのですから、さすがです。
話題の女性騎手、ドイル騎手も、
ようやく日曜日の東京7レースで勝利しました。
素直に、良かったと思います。
しかし外国人騎手はベタ買いでも、
プラスになる騎手はなりますね。
◆C.デムーロ騎手
勝率20% 単勝回収率71%
◆マーカンド騎手
勝率14% 単勝回収率121%
◆ムーア騎手
勝率24% 単勝回収率74%
◆レーン騎手
勝率22% 単勝回収率141%
◆ドイル騎手
勝率2% 単勝回収率5%
現時点ではドイル騎手は買えませんが、
1勝したことで、どんどん勝ち星を伸ばして欲しいと思います。
それとあまり気にかけてなかったのですが、
ドイル騎手は女性騎手の減量ルールは適用されないんですね。
イギリスでリーディング上位だから、なのか…
まーそれは良いとして、
今秋に来日している外国人騎手の簡単なスーパー狙い目ポイントを紹介します。
それは1番人気に騎乗した時。
ちょー簡単ですが、ちょー効果的です。
◆C.デムーロ騎手
勝率48% 連対率62% 複勝率71%
単勝回収率110% 複勝回収率90%
◆マーカンド騎手
勝率67% 連対率67% 複勝率100%
単勝回収率120% 複勝回収率120%
◆ムーア騎手
勝率83% 連対率100% 複勝率100%
単勝回収率215% 複勝回収率130%
◆ドイル騎手
勝率50% 連対率50% 複勝率50%
単勝回収率130% 複勝回収率130%
レーン騎手は期間中に1番人気の騎乗が無いのですが、
それ以外の騎手は、まさに確変状態。
上記4騎手の成績を合計すると、こうなります↓
◆外国人騎手+1番人気
勝率56% 連対率69% 複勝率81%
単勝回収率132% 複勝回収率103%
日刊コンピ指数の1位に置き換えると、こうなります↓
◆外国人騎手+コンピ1位
勝率55% 連対率61% 複勝率76%
単勝回収率147% 複勝回収率102%
かなりいい感じですね。
このパターンを見かけたら、狙わない手はありません。
レースを見ていて思うのですが、
やはり外国人騎手に追われている馬は、グイグイと伸びますよね。
日本人騎手とは違う気がする。
日曜日の阪神10レース再度山特別では、
日本人騎手が内の荒れた馬場をさけて外に持ち出したところに、
ポカっと開いたインに飛び込んだムーア騎手がグイグイ追って勝利。
芝のいい外を通っている馬より、
馬場の荒れたインを通ったムーア騎手の馬の方が伸びている。
という、おかしな現象すらありました。
やっぱりスゲーなーと思わせる好騎乗。
ぜひレース動画をご覧になってみてください↓
https://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html
11/20 阪神10レース
投稿者プロフィール

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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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