『万馬券の使者!原祐介騎手が社台グループの馬に乗れば!』田中洋平
日曜日の中山1レースで、
万馬券の使者となった原祐介騎手。
まだ頭角を現す前から、
当欄で何度も取り上げているオススメ騎手。
もうすでに穴騎手として世間に定着していますが、
またやってくれましたね。
グランコネクシオン 1着
10番人気(単勝オッズ46.1倍)
馬連31200円
追い込みの競馬になってレース自体が荒れましたが、
道中は後方に控えて、直線は目の覚めるような末脚で差し切り。
改めて2023~2024年4月までの
原祐介騎手の成績を調べてみました。
勝率4% 連対率10% 複勝率14%
単勝回収率118% 複勝回収率82%
乗り馬の平均人気が9.2倍、
平均単勝オッズが92.6倍ですから、
相変わらず騎乗馬には恵まれてませんね。
それでも単勝回収率が100%を超えるので、
勝つチャンスが少ない馬でも、
しっかり工夫して乗っていることが分かります。
そこで原祐介騎手に騎乗依頼している、
調教師のデータを見てみました。
小手川準(52歳)155位
小桧山悟(引退)168位
青木孝文(42歳)113位 ←所属厩舎
矢野英一(54歳)115位
武市康男(52歳)110位
加藤和宏(68歳)187位
鈴木慎太郎(45歳)66位
粕谷昌央(58歳)176位
西田雄一郎(49歳)138位
加藤士津八(39歳)75位
※右側の順位は2023年の調教師リーディング
原祐介騎手に騎乗依頼している数が、
トップ10の調教師たちです。
お世辞にも成績優秀とは言えない厩舎ばかり。
しかし比較的、
調教師の年齢が若いので、
先々は期待できるのかもしれません。
ただ現状のこの調教師のラインナップで、
しっかり結果を出している原祐介騎手は、
やはり優秀。
ちなみに原祐介騎手が、
社台グループの生産馬に乗るとこうなります。
勝率3% 連対率9% 複勝率16%
単勝回収率112% 複勝回収率105%
社台ファーム、ノーザンファーム、
社台C白老ファームの3牧場です。
社台グループの馬とはいえ、
成績面が上がって来ないのは、
やはり騎乗依頼されている厩舎のレベルで、
預託されている馬がそこまで期待されていないからでしょう。
矢作厩舎や中内田厩舎、
木村厩舎などのゴリゴリの社台馬に乗れば、
もっと成績はアップするはずです。
原祐介騎手のエージェントは優馬の久光匡治さんで、
藤田菜七子騎手のエージェントも担当しています。
久光さんはグルーンチャンネルなど、
メディアにもちょいちょい出演している人ですが、
なんとかもう少し頑張って欲しい!
できれば、
社台グループとのパイプを作って、
ゴリゴリの社台馬に原祐介騎手を乗せてあげて欲しいですね。
ただ2024年のフラワーカップを、
社台の吉田兄弟の三男、吉田晴哉氏の
ホーエリートで2着。
8番人気での激走だったので、
今後は少し流れが変わってくるかもしれませんね。
期待したいと思います。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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