『種牡馬の得意コース分析』嶋原崇
2022年リーディングサイアーのベスト5
特徴、得意コースについて過去2年データから
狙い目を紹介していきます。
第1位 ディープインパクト産駒
全体的に、好成績でダートも苦にせず、
馬場が悪くなると成績低下のイメージがありますが、
重までなら成績、回収率は変わりません。
持ち前のスピードを生かせる、広いコースが得意ですが、
中山の芝1600メートルの好走率、回収率が高いのが盲点。
1番人気は、平均よりやや信頼度は低く、単回収率も低いことから
積極的に狙いたくない。
第2位 ロードカナロア産駒
芝が好成績で、短距離血統なのは、
一目瞭然。
特別戦に強く、大一番に強いので、
リーディングサイアー2位に輝いたと
推測されます。
ダートの単回値は低く
1番人気も、さほど信用できません。
第3位 ハーツクライ産駒
成績だけみると、パッとしませんが、
G2成績が高かったため、
サイアー3位にランクインしたと推測。
また、障害成績が17- 15- 14- 65/ 111
勝率15.3% 連対率28.8% 複勝率41.4%
単勝回収値118% 複勝回収値111% と優秀ですが、
赤枠条件以外は、狙い辛い。
第4位 キズナ産駒
芝の単勝回収率が109%
勝率からの比較だと、穴を空けていることが分かります。
1番人気の勝率は優秀で、牝馬も狙い目。
東京の芝2000mは特注ですね。
第5位 ドゥラメンテ産駒
全体的には、単勝回収率が低く、
特に牝馬は狙いたくないが
1番人気は優秀ですね。
コース適正、コース相性にムラがあり、取捨選択がカギを握り、
皐月賞を圧勝したイメージ通り、中山1800~2000mは狙い。
以上、
2022年リーディングサイアーからの
産駒特徴を纏めました。
(データは直近2年分です)
是非、今週から活用してみてください。
まとめ
①ディープインパクト産駒
→万能系だが、人気になりやすく条件を絞りたい
②ロードカナロア
→特別戦に強く、得意条件は回収率も良し
③ハーツクライ産駒
→障害戦が実は狙い目。人気になりやすいので見極めが肝心
④キズナ産駒
→1番人気成績が優秀、穴馬の魅力たっぷり
⑤ドゥラメンテ産駒
→成績にムラがあるが、中山芝の単勝回収率は非常に優秀(118%)である
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